NHKBSで放送をしていた三浦しをん原作の『舟を編む~私、辞書つくります~』視聴終了。
(※画像お借りしました※)
辞書📕を作るといういかにもNHKらしい真面目ドラマで難しそう?つまらなさそう?😕と視聴に尻込みをしてしまいましたが本に疎い私ですら既知しているベストセラーとしても有名な[舟を編む]。
お恥ずかしながら未だにタイトル名だけでどんな内容なのか全く知らなかったのでとりあえずと池田エライザみたさに視聴スタート😅。
ザクッとあらすじ
大人気ファッション誌の読者モデルを経て編集部員になった岸辺みどり(池田エライザ)。だが現代社会のSNSの波には打ち勝てずついに恐れていた雑誌の廃刊が決まってしまう。
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「みどりにぴったりな部署だと思うよ~。推薦しておいたから😊」と上司から告げられた異動先はなんと辞書編集部!しかも本社から離れた小さな別館でみどりはげんなり。
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名は体を表すような名字の編集部主任の馬締(まじめ/野田洋二郎)を始め職場はクセの強い人たちばかり。辞書一冊を作るのに十年以上という年数をかけ製作すると聞いたみどりは「辞書作りなんて無理です👐」と気後れするが何気なく手渡された不揃いに入っていた印鑑を美しく収めたのを見て「岸辺さんは辞書作りに向いています」と馬締はなぜか太鼓判。
そしてみどりの歓迎会の席でみどりは現在作製をしている中型辞書『大渡海』の監修を勤める言語学者である松本先生(柴田恭兵)に会話の流れで「岸辺さんなら【右】をどのように説明をしますか?」と質問をされ悩んだ末にみどりが出した答えがこれ。
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慣れない辞書編集部での仕事が続くみどりの癒しは同棲している彼氏の昇平(鈴木伸之)の存在。カメラマン志望の昇平は優しくいつもみどりの我が儘や愚痴に付き合ってくれるがある夜些細なことで口喧嘩となってしまい昇平は荷物をまとめて部屋を出ていってしまう。
(※画像お借りしました※)みどりは歓迎会の席で松本先生に言われたある言葉を思い出し気になり辞書で引いてみるとそこには予想をしていなかった目を疑う説明で載っており驚愕。それを打ち消すかのように馬締に編集部で渡されたいくつかの辞書で同じ言葉を引いてみてもやはり説明はどれも同じ。
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【なんて】(感嘆の気持ちを強調する”副詞”)
●副助詞として→次に来る動作・内容を軽視する気持ちを込めて例示する。
●副詞として→軽視する気持ちを込めて同格の関係で次の語を修飾する。
●副助詞として→無視または軽視する気持ちを込めて事柄を例示する。
みどりは大変なことをしてしまったとひどく後悔をしいたたまれなくなり昇平がいつも話していた「いつかあの場所から見える朝日の写真で賞を取りたい」という場所へ行き大きく泣きじゃくる。
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「カメラなんて後にして話聞いてよ」
「朝日なんてありきたりじゃん」
「朝御飯なんて食べてる時間ない」
「カメラの夢を馬鹿になんてしてない」
辞書編集部でもみどりは「なんて」をよく使っていました。
「辞書なんてどれも同じですよね」
「辞書のことなんて何も知らないんです」
「辞書なんて持っていないし欲しいとも思ったことないですし作りたいなんて思わないです」
みどりは知らない間に自分の使い放った言葉で彼や友人たちをたくさん傷付けていたのだと分かり日本語の言葉の一つ一つ大切さとそして意味や深さや魅力にのめり込み辞書作りに奮闘を始める。
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一話の冒頭。エライザが朝日に向かって大泣きするシーンで【泣く】ことを表すだけでもこんなに種類があることに早くも鳥肌!
私小学校3年?4年?の頃だったかな。国語の授業で辞書を使った時間があったんです。その日の宿題が「○○ページから□□までを読んで知らない言葉があったら辞書で引いてそれをノートに書いてみましょう」だったんです。
例えば文章で【宮廷】が出てきたとします。当時の私は宮廷の意味を知らないので早速辞書を使って今日教えてもらったように調べて引いてみます。ありましたね、宮廷。帝王の御殿だそうです。
すると次は【帝王】が分かりません。帝王を同じように引いてみるとありました。
おや?君主ってなんだ?と次から次へと繋がっていってしまい宿題は全然終わりませんでした🤣🤣翌日宿題のノートを提出するとよく調べましたねと先生に誉められた💮
そう。私辞書を引くのがめちゃくちゃ好きだったんです(笑)今はすぐにスマホ📱で調べてしまうのですがこのドラマを見て辞書の存在を久しぶりに思い出した~情けない😭今家にある辞書はこれだけ。先ほどの画像はこの辞書で引きました。
母が使っていた古い辞書見当たらないから捨てちゃったんだな・・あれ結構好きだったのに。こういうタイプの辞書で紙がペラペラで小振りなの。
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その影響もあるのか説明書を読んだり何か不具合や気になることがあるとすぐに説明書を出すし地図帳も「映像の世紀」や「クレイジージャーニー」を見ているとしょっちゅう引っ張り出して場所を眺めている🤣🤣
そんな感じなので「辞書作りってこんなに大変なんだ」と絶句に近い尊敬が入り交じったような感情で新しく知ることばかりで毎週毎週ストーリーが重厚で厳かでたまらず涙が出てくる始末。
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辞書には亡くなられた方しか載せられないとか(生前だと肩書きや経歴など変わる可能性があるため)も初めて知りました!水木しげる先生を辞書に載せる回、水木しげる好きとしては痛いほど気持ちが分かり共感して泣いた。
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図版の回もめちゃくちゃ泣いたぁ~公式X(旧Twitter)もこの回は泣いた人続出だった。
ちなみに図版とは辞書の所々に分かりやすくイラストがありますよね?こういうの。これを図版と呼ぶそうです。
ちょっw私の辞書の【体操】の図版大きく取りすぎじゃね?爆笑
恋愛の語釈(←意味)はなぜどの辞書も【男女】を根本としているのか?など討論を重ねるのもこれは最近のNHKのテーマだね。ちなみに私の辞書は男女となっていました。
大渡海の恋愛の語釈は最終的にこうなりました。男女・異性というワードを抜いてもこんな素晴らしく分かりやすくまとまりました。
これは地上波で放送するべきドラマ!!。BS放送&オンデマンドだけではもったいない!日本で生きる人全てに見て欲しいとても良いドラマです。そして日本語の美しさを改めて感じそしてもっともっと言葉を知り使えるようにならなければ!何よりも日本語が使えて話せることがとても嬉しく誇らしくなるそんなドラマでした。
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【編む】。私の辞書にもこう書いてあり思わず嬉しくて辞書を抱き締めた🤗
ふと今思い出したけれどその当時の作文で今のように「思い出したけど」とか「○○さんと約束したけど」みたいなことを書いたのです。自分的に自信のある作文が書けたと思っていたのに先生から赤ペンで「思い出したけれど」「約束をしたけれど」と話し言葉で書いてあった文を丁寧に一つ一つ直してくれていました。所謂ら抜きをしていたのを先生が直してくれたので私は今でも[ら抜き]をしないように文章を気を付け心掛けています。
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余談ですが柴田恭兵が激ヤセしていてビックリ💦💦
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一話のエンドロール見ていて柴田恭兵の名前が出た瞬間「ええっどこにいた!?」と慌てて巻き戻して確認するまで全然気が付かなかった(泣)全く世代じゃないけれどカッコいいイメージの人だから老けたのか痩せたのかショックだった。
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あと見てよこのエライザのウエストの細さ!これは二度見いや三度四度見した💦💦
それなのに胸は大きいとかどんなんやねん🤣🤣神は二物を与えすぎじゃ~👊笑笑
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私池田エライザ好きなんです←聞いてねぇwこの笑顔とか可愛すぎん?こんな顔されたらメロっメロだお❤️野田よ変われ←え笑
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絶対にみんな見るべき!そして必ず辞書を引きたくなるドラマ『船を編む~私、辞書つくります~』の予告編はこちらから。
【速報】RADWIMPS・野田洋次郎の主演ドラマ「舟を編む」の予告編が公開された。彼はぼさぼさ頭で超がつくほど生真面目な辞書編集部社員・馬締光也を演じる。相手役のヒロインは池田エライザで、他にも向井理や堤真一などの豪華キャストが集結する。2月18日よる10時から放送。pic.twitter.com/qjaS2Fydy2
— RADWIMPS計画 (@RAD_Ma1) 2024年1月30日
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