ナチス・ヒトラー政権・ユダヤ人・アウシュビッツ収容所関連に学生時代から異常なまでの関心があるワタクシ。
(※画像お借りしました※)
初めてのチャップリン🎩作品視聴ともあり幾ばくの緊張(笑)今作品はヒトラー役とユダヤ人の理髪師役の1人2役をチャップリンが演じています。
ザクッとあらすじ
第1次世界大戦中に戦場へ送り込まれたユダヤ人理髪師・チャーリーはひょんな事から負傷してしまったドイツ兵大尉と共に帰国するものの不時着時の後遺症により記憶喪失になってしまった。
一方ヒンケル(ヒトラーのこと)は戦利に沸き立ちその勢力を噛み締めながらユダヤ人迫害を開始する。
正直80年も前の映画だし古くさくてストーリーも何もかも期待していなかった自分が恥ずかしい(泣)
すごい晴らしかった!!!!この一言しか感想を書けない自分が何とも情けない💧
本当に80年前なの?と疑いたくなるほど見事にストーリーも人物像も描写も小道具も作られ画面どんなシーン1つでも見逃したくないと画面に食い入るように見てしまった。
というか気が付いたらエンドロールだった。
チャップリンって何者だよ💦こんなスゴい人だったのか💦
でもどこかで見たことあるようなベタな動きや仕草。あーそうだ!Mr.ビーンとドリフのコントを織り混ぜたような感じ笑もしかしたらMr.ビーンもドリフもチャップリンの映画から様々なヒントを得ていたのかもしれないね。
80年も前なのに現代でも普通に笑いが取れるとかスゴくない?このシーンも小柄な自分を同盟国王から甘く見られないようにセットチェアー(美容院で散髪時足で踏むと上がる椅子)をさりげなくどんどん上げていくと言うよくある系。
そしてこの映画一番の見所はご存知の人も多いと思いますがラスト6分間民衆の前で訴えるスピーチ演説のシーン。
【映画史上最高のスピーチ】と今でも熱く語り継がれ英語の教科書にも載っているそう!
もう鳥肌が立って涙が出るを通り越して息をするのもまばたきをするのも忘れそうになるくらい圧巻した。打ちのめされた。衝撃喰らった。
コロナ禍で殺伐と全世界が陥っている最中。先日アメリカでまたもや痛ましい人種差別的な悲しい事件が起こってしまいました。80年経った今でもチャップリンが世論批判されても伝えたかったその思いが全人類に必ず届くと私は信じています。
32歳のイケメンチャップリンが良かったな~←え。
映画『独裁者』の予告が見付からなかったのでチャップリンの簡単なエピソード動画で。
(※動画お借りしました※)