2011.12.31
たくさん泣いて、たくさん笑った2011年が静かに終わろうとしています。

そして、久しぶりのブログ更新です。


2011.03.11
残業で遅くなって、車に乗りこみラジオを付けた私は、耳を疑いました。
何が起こっているのか、訳がわからず、テレビを付けました。
そして、目に飛び込んできた映像に身体が固まってしまい、身動きできなくなってしまったことを、昨日のことのように思い出します。

あれから9カ月。
被災地の方々も、復興に向けて進み始めています。
その姿に日々勇気づけられています。

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『なんでもない日、おめでとう』という言葉を、
かつて人々は冗談として聞いたものだ。
しかし、王様も大金持ちも、鼠も孔雀も、恋人たちも、
いちばん欲しいのは、
そんな日々じゃないのかね。
「セフティ・マッチ氏の梵火話より」



これは、先日届いた、ほぼ日手帳の箱のふたに書いてあった言葉。

『なんでもない日、おめでとう』
こんなことが言えるのって、あたりまえのことだと思っていました。
あの日までは…。
でも、実はそうではなかったんですね。
今までの生活が、一瞬にして、奪われてしまう。
そんなことが起こってしまうのです。

『あたりまえのことが、あたりまえにできることにありがとう』
そう実感した一年でした。


今年、日本を、そして世界を襲った自然災害で、命を落とされた方のご冥福を祈りつつ、新しい年を迎えます。

2012年。
日本中、世界中の人が、笑顔で暮らせる年でありますように…。



ありがとう2011年。