韓国絵本 スーパーうさぎ
事の始まりは、「うさぎとかめ」のお話の結末からです。
うさぎとかめ では かめ が勝ちましたよね。
負けたうさぎはここで、周りの人たちに言い訳をしてまわります。
でも誰も話をきいてくれないし、認めてくれません。
うさぎはとっても落ち込んでこの世をほろぼしてしまいたいくらいでした。
そして家の中にこもってしまいます。
さらにはもう二度と走らないと心に決めるのでした。
でもそうやって走らない生活をしていると、だんだんと気力も体力もおちていき
ある日、鏡の中の自分をみてびっくり。
どこか病気じゃないのかと早く病院にでもいかなきゃと思って外を歩いていたその時。。。
走らざるをえない状況が。
そうして全力で走ったうさぎはとっても爽快な気分になるのでした。
一度の失敗はいくらでもありますよね。
でも、この絵本の中のうさぎは、本当に熱心に走ることの研究をし努力をし、多くの賞ももらってきたんです。
一度の失敗で周りの人に笑われたりばかにされたりということもあり、傷ついたうさぎでしたが
やっぱり 走ることが「好き」なんですね。
好きだからこそ、熱心に研究もできるし努力もできる。
私たちも一度や二度の失敗は気にしなくていいのかも。
この絵本の姉妹絵本?として スーパー亀 という絵本があります。
同じ作家さんの。
そちらはまだ読んでないので、今度じっくり読んだら紹介しますね。