いよいよシーズン8が始まりました。 「ハエ男」こと、ジェフ・ゴールドブラム演じるザック・ニコルス刑事も登場しましたね。自然派食品を好む芸術家、といったところでしょうか。両親が精神科医ということで子供のころから心理学を学んでいたらしいのですが、なかなかクセ者ですね~。相変わらずギョロっとした目が爬虫類のようで・・・。警部の元相棒でしばらく休職していた過去があり心理学に精通、回を重ねるごとに少しづつ休職していた理由がわかってくるのでしょう。ごーさまに取り調べされ隊のみなさな、ごーさまの膨張はどうやら止まっているようで前回のシーズンと同じくらいの体型のように見えますね。とりあえずホッとしました(*^-^*)


yumiのブログ・・なのかな?「伊豆」と「海外ドラマ」の日々

シーズン8 #1「絶望のスキャンダル」

 次期市長候補の市議ヘイズ・フィッツジェラルドの娘ステーシーがヤク中の恋人リックと部屋にいたところ何者かに襲われリックは銃で撃たれ死亡、ステーシーは死んだふりをして怪我をしたが助かった。リックは誰かを強請って大金をせしめるつもりで、ステーシーとアルバ行きのチケットを買っていた。ヘイズは建設業者との癒着が疑われていた。リックはヘイズのPCをハッキングしていたため、ヘイズの秘密を知り殺された可能性も。ステーシーはヘイズの妻ジョージーの連れ子で、ステーシーが退院することになり母と義理の祖母が迎えに来るが家に帰ることを拒絶する。ヘイズのPCには暗号で書かれたメールがあり、解読するとロリコン趣味が判明。リックが撃たれた事件当夜に現場近くにあったバンの持ち主ディロッガは急に金回りが良くなっていたが犯人だという証拠はない。ヘイズがステイシーに接近したことでステイシーは自殺を図るが病院に運ばれる。病室でヘイスが近づいた時に心拍数が上がったことでゴーレンはステイシーがヘイズを嫌っていることを察知。継父による性的虐待とそれを母親のジョージー」知っているとゴーレンとエイムズは推測。ヘイズの母カミールはステーシーが退学した学校に多額の寄付を続けており、まるで口封じのようだった。ステーシーが自宅に戻るとヘイズが自分の妹ソフィや子守ジェシカに必要以上に接する姿を目撃する。ゴーレンはジョージーに揺さぶりをかけるとついにステーシーに性的虐待があったことを認めた。ヘイズとカミールを取調室に呼びそこにステイシーが現れ妹ソフィは自分が産んだ子で父親はヘイズだと話す。当然ヘイズとカミールはその事実を知っているが、ヘイズの政治家生命を守るために隠し通してきたのだったが、リックが危険人物だと思ったカミールがディロッガを雇いリックを殺させていた・・・。

 ゴーレンとエイムズのエピ。政治家として出世してくれるはずだった息子の尻拭いをし続ける母親とそれに甘えていたロリコンの息子。ステーシーを気遣い優しく語りかけるゴーレン。このエピを見る限りではゴーレンは精神的には立ち直っているように思えました。またゴーレンが神経を病むような出来事が起こらなければよいのですが。


シーズン8 #2「ロックスター」

 未来のロックスターを目指す若者が共同で暮らすビルの住人ティーターが路地で殺される。ニコルス刑事とウィーラー刑事が住居であるボロボロのビルを訪ねるとマリファナの匂いが充満していた。マリファナの売人のディックスの話ではマリファナを買うと連絡があったきり会ってないと言う。今度はレイフが手動式のエレベーターから落下して死亡。ライブにはレイフの代わりに新しく入居したギタリストのハンクが出て演奏する。ハンクの義父はハンクを虐待していたがハンクが16歳のときに転落死していたことがわかる。ビルのオーナーのフィリップは若くて才能のある若者たちを住まわせてそのバンドのマネージャーをしていた。ティーターの恋人スーと関係をもっている。最初からハンクを怪しんでいるニコルスはレイフの転落事故現場の地図をつくりその時ハンクがどこにいたか尋ねるがハンクはウソをつく。ハンクにゆさぶりをかけたのだ。スーはハンクとも関係を持っていたが部屋にいたシラミの死骸から採取されたDNAで確証となる。ニコルスは偽の大物マネージャーをハンクに近づけさらに揺さぶりをかけるとハンクはフィリップに契約の解除を申し出る。話し合おうと廃墟で会ったハンクとフィリップだったがそこへニコルスとウィーラーも現れる。フィリップはティーター殺害の凶器をしのばせており、ハンクを殺害するつもりだった。スーを手に入れるためにティーターを殺し、レイフにも契約の解除を言われハンクに殺させ、そのハンクをも手にかけようとしていたのだった・・・。

 初登場のニコルスとウィーラーのエピ。初回のせいか違和感ありありでした。クールといえば聞こえがいいですが、変わり者の男といった感じですね。何を考えているのかわからないキャラです。ピアノの腕はプロ級で、きっとセラピストとしても一流なんでしょうね。「芸術家の若い女は尻軽」と失言する警部。その警部の元相棒だったニコルス。ゴーレンとは全然違うタイプのニコルスはこれからどんな風になっていくのでしょうか。ウィーラーと上手くやっていけるのかな。エイムズとニコルスだとどんな感じになるのかしら~?想像してみたらエイムズのシニカルな表情が浮かびました。(^^ゞ


シーズン8 #3「仮面の貴族」

 DVの母親が風呂場で感電死する。その息子であるグレイ(トミー)は現在はリッチな暮らしをしていた。ある日、離れて暮らしている弟アンソニーから連絡があるが人気のない路地でアンソニーを殺害。強盗に見せかけていたが所持品のロッカーの中からフィラデルフィア処方されたコンパジンと古い写真がみつかる。処方箋の名前のアンソニーのアパートにあった手紙からメイヴィスという女性とやり取りした手紙があり、メイヴィスが婚約者と写っている写真を見て婚約者のリチャード(トミー)と会いたいとのことだったが、そのことをメイヴィスはリチャードに話すと激怒。それを不審に思い探偵を使ってリチャードを探ると金持ちの未亡人をリサーチしていたことがわかるが、リチャードはすぐに行方をくらませる。アンソニーを殺害したトミーはチゾムと名前を変えてナンタケット島の金持ちの未亡人ジュリアナに接近。アンソニーの遺体をしらべると血液の悪性腫瘍の末期で余命いくばもないことが判明。元妻を訪ねるとアンソニーは兄のトーマス(トミー)を探し続けていてたと言い、アンソニーが死の直前の電話をしていた相手ヴァンダーホーベン家を訪ねると旦那のグレイは失踪していたが、どうやらそれがトミーのようだった。騙されていた女性の共通点はプリンストン大学卒なので大学を調べると、大学の会員制のレストランでトミーが働いていて、学生より優秀だったことがわかる。レストランの壁には山岳事故で無くなった5人の学生の名前があり、その名前はトミーは偽名に使っていたものだった。その中の1人、タイラー・チゾムに信用調査が入り依頼人のモーガン(ジュリアナの父親)を訪ねるとそこにトミーがいた。逮捕されたトミーだが被害者の女性たちはトミーの才能を褒め裁判で証言させるには不利だった。少年期に警察に強要されて母親殺しの罪をなすりつけられたトミーに同情しているゴーレンは終始トミーに優しく語りかけ、アンソニーが余命わずかの状態だったと告げる・・・。

 ゴーレンとエイムズのエピ。最初から犯人が分かっている珍しいエピでした。詐欺師であるトミーは最初嫌なヤツだと思っていましたが、統合失調症の母親に虐待されていた過去があり屈折して育つのも無理はなかったのかもしれません。頭は良かったのでそれを活かして商売すれば成功したでしょうに、詐欺師として生きていく道を選んで弟でさえ遠ざけて逃げ回る生活をしていたトミー。ちょっぴりかわいそうでした。


シーズン8 #4「医師の特権」

 ビューリス証券のパーティーの最中にビューリス証券に倒産の噂が流れパーティー会場は混乱、財務責任者のフランク・ハッチャーがトイレで殺される。CEOのアーチー・ビューリスを尋ねると会社は安泰なので殺される理由がわからないとの事。ビューリス証券をクビになった会計士によると社内の誰かが外部に情報をながし不正に稼いででいると言う。SEC(証券取引委員会)に会社の不正の証拠の内部資料を渡していたのはハッチャーだとわかり、アーチーが投資家を騙して投資させていた事実も判明。その頃アーチーはセレブ専用の病院に仮病で入院。病院の精神科医エルストンはアーチーへの面会を断り、ニコルスの精神分析までして小馬鹿にする。ニコルスは病院のセラピーに無理やり参加し、 一方アーチーの妻エレインはアーチーのせいで破産した投資家のロン・ヘミングスを色仕掛けで説得。そのことを精神分析医に詳しくはなしていた。投資に失敗したロンが自殺するが、元医学部のニコルスは薬物検査の結果に他殺を確信。病院の集団セラピーを受けている金持ちの患者にビューリス証券への投資をすすめ、共同経営者きどりのエルストンは邪魔者のハッチャーとロンを亡き者にしていたのであった・・・。

 ニコルスとウィーラーのエピ。祝、ウィーラー刑事ご懐妊♪ このエピの初めから警部とニコルスがセクハラまがいの行動(笑)でウィーラーが妊娠しているかどうか確認しようとしてましたね。こういうエピは大抵俳優自身が妊娠したために設定されることが多いですね。監獄にはいっている元フィアンセの子を一人で育てていくのかな。アメリカでは珍しいことではないですが、この先赤ちゃんをあやす警部の姿が見れたりするのかしら。( ´艸`) 妊娠のせいで匂いに敏感になったウィーラーはロンとエレインの関係に気づくというお手柄でした。ただ、このタイトルのせいでネタバレになっていたのが残念でした。先にタイトル見るんじゃなかった・・・。(`×´)


シーズン8 #5「忠実なしもべ」

 精神科医のコンロンが自宅で撲殺される。彼の妻キャリーは2回で殴られ、意識が戻りコンロンの遺体を見つける。家の中にはバイクブーツの血痕があった。近所の女性がバイクに乗った黒づくめの男を目撃していた。コンロンは殺させる直前に教会の礼拝に参加していて、教会にはキャリーから早く帰るよう伝言があったが、キャリーはそのような電話はしていないと言う。教会の奉事者のケビンは黒いバイクに乗っていてバイクブーツも履いていたため連行される。元非行少年のケビンはここ3年は真面目に暮らしていて、事件のあった時間はホームレスの救援施設に服を寄付しに行っていたと言うが、ゴーレンは殺害後に行ったのだろうと推測。キャリーとケビンの浮気を疑っていた。 実際はキャリーは教会のワイラー牧師と浮気をしていたが、ワイラー牧師の妻アリソンはケビンとキスをしていた。ケビンは目撃者の面通しを恐れていて、未成年だが酒を買いメタドンとアルコールを同時に摂取して死亡。アリソンは言語療法士でケビンが14歳のときに吃音の治療をしていた過去がわかる。牧師の不貞は一大スキャンダルになるため、アリソンに恩を感じているケビンは牧師の浮気に気づいたコンロンが暴露することを恐れ殺害したと推測。キャリーが残した留守番電話はキャリーの声のようだったが、キャリーはこれは自分ではないと言う。よく聞いてみると微妙な違いがあり言語療法士のアリソンならばキャリーの真似ができるとゴーレンは気づく。言語療法士だったころのアリソンは少年たちに人気がありアリソンを崇拝していた者も多かった。アリソンはケビンが自分に気があることを利用して牧師の不貞をマスコミに売ろうとしていたコンロンを殺害させ、キャリーをおとしめるためにキャリーを真似て電話をし、ワイラーの愛をキャリーから取り戻そうとしていたのだった・・・。

 ゴーレンとエイムズのエピ。またまた高級下着ネタが出ました。高級な下着を身に着けていると浮気を疑うのは鉄則なのでしょうか?(笑)キャリーは色っぽくてワイラーが惹かれるのもわかる気がします。誰かの家で食事前のお祈りをするゴーレン。隣にいるのは9歳の姪っ子のようですが、この家族はどなたかしら?ゴーレンにまだ兄弟がいたの?どなたかこの真実を教えてください。m(_ _)m