バァバはさ…


心のどこかで

パパを許せなかったと思うんだよ…


遺骨ペンダントに入れる

わずかなお骨もあげなかった…



酷い言葉を浴びせられ…

それでも家族でいたかったママ…


家を飛び出しパパと同棲したママ…

好きで一緒になったのだから

ちゃんとママを納得させてほしかった…


あの女が妊娠していたから

パパには時間がなかったのかもしれないけれど…


耐え難い言葉の暴力…



バァバね…

その当時のパパが憎らしかった…



ママとキミたちがお空へ逝ってしまってから

前のようなパパに戻った…


こうならなければ

気付けなかったパパ…




でもね…


キミたちはパパの子供…


遺骨ペンダントで一緒にいたい

と言うパパの思いを断ち切ってしまった…



キミたちは

どう思っているのだろう…?


バァバは間違っていたのかなぁ…