何度も通っている道を
ひとりで歩いていたら

赤いバイクが並んでいました。

あれっ

こんなバイクショップあったっけ?



昨日今日できた感じではないので、

ずっとそこに在ったのに、

存在に気づかなかった。


人は

見たいモノを

見たいようにみる


あってもないが如く

なくてもあるが如く


心の眼でみているのですね





赤いバイク
かっこよくて
かわいいなぁラブ

と言えば、思い出すことがあります。

何年も前のことですが

ある高級ブランドの赤いバッグが買いたい
と思い、それを夫に伝えました。

すると
赤いバッグについての夫のイメージを
滔々と述べられました。

そして、結論として

目立つ
品がない
すぐに飽きがくる
(こんな高いバッグなんだから)
ずっと持てるような落ち着いた色にした方がいい

というようなことを言われました。
自分軸のなかった私は

「あぁ、赤いバッグはダメなんだショボーン
とあきらめて
無難なキャメル色のバッグを買いました。


夫の意に沿い
私はバッグを手に入れることができる

そこで妥協しました。
その場を無難に納めた。

裏返せば
「どうしてもコレがイイプンプン
と主張できなかった。


ところが、
私の心が浮き立つモノではなかった

高かったから
普段使いにするのも憚られる


いつもいつもそのバッグを
使うたび、見るたびに
妥協したことを思い出し
不全感を呼び起こす
夫への反発すら感じてしまう


それでも
高かったから
長い間手放せないで置いていました。


今はそれを手放せました。
ブランド好きの娘のもとへ。


娘からは
「大切に使わせていただきます。
 お母さんが使いたくなったら
  いつでも言ってね。」

と言ってくれましたが、
私が使いたいと思うことはないでしょう。

今は赤いバッグが欲しいとも思いません。

でも、あの時は欲しかったなぁラブ


その時、その場で
心も変わります。
状況も巡り合うモノ、コト、ヒトも
変わっていく。

どんなときも
自分自身にの心の声を訊いて
自分で選択、決断していけるといいなぁ音譜


赤いバッグへの憧れ
今はないけど、また出てきたら
その時は迷わずお気に入りを手に入れようウインク


夫の言うことをきいて健気だった私…

そんな私も愛おしいね



コレからは
もっと
軽やかに
しなやかに
したたかに

なっていきましょうか
断捨離で!!