昨日はいいお天気晴れ

桜を眺めてきました。


錦川、錦帯橋沿いは絶好のお花見スポット

山の上には岩国城見えます。




昨日に引き続き
沖正弘先生の「捨の心」
を転載させていただきます。


不信なるが故に
持つことにこだわるのである。

与えられることを知らないが故に
持つことを焦るのである。

持つ心は奪われはしないかの
不安を生み出す。

持つ心は与えられないことへの
不平を生み出す。

持つ心は悪ありとのおそれ心を生み出す。

持つ心は他をこばむ心を生み出す。

持つ心は他がそれを持つことを許さない。

持つ心の持ち主は常に心乱して
他と争わなければならないのである。

持つ心は更にこれを持ち続けたい心になる。

この心は、なくなりはしないかの不安で
常時おののいているのである。

一物を持つ手に他物を持つことは許されない。

何者も持たざる手にのみ、
すべてを持つ自由を許されるのである。

すべてを受けとる権利を与えられるのである。


持つことにこだわる心 「持つ心」

が生み出すのは

不信、焦り、不安、不平、恐れ、拒絶
闘争、執着

苦しみのもとはここにあるのだ。

その姿を
今、父が見せてくれている。

私に教えようとしているかのように。

それを感謝して受けとろう。

私はその苦しみの種を

ひとつでも捨てて行こう。

そうすれば、ひとつ軽くなる。

軽やかに生きたいのだから照れ