先日 初回治療をしていただいた大学病院に行きました

今後について話し合うためでした

 

・耳鳴り、難聴

・めまい、ふらつき

・嘔吐

・倦怠感

 

一番辛い今の症状を訴えました

先生は私が納得いくまで耳鼻科で検査しましょうと言ってくれました

でも、控えめに、「抗がん剤のせいで小脳梗塞や今の症状が出たとがんセンターの先生は言ってなかったですか?」といいました

 

私も抗がん剤で効果より副作用が大きい気もしていたのですが

「がんセンターの先生は耳鼻科や脳神経外科で診てもらって。がん以外のことは専門ではないから。」と言われたと答えました

 

がんセンターでの抗がん剤治療に希望をもらって元気になれたのも事実です

画像にがんが映らない状態が維持できたのも抗がん剤のおかげだと思います

がん細胞が減らずに腹水が増え、骨髄毒性の副作用が強く出たのも事実です

 

体力的に問題ないことも知っています

でも

アレルギー体質で使える薬がなくなり

今のジェムザールもあまり効果がないそうです

 

現在の症状に加えて抗がん剤の副作用がある状態には耐えられそうにありません

 

今後は緩和ケアと介護保険申請をして生活を維持できる状態にしながら

遺伝子ゲノム検査も同時にしましょうと提案されました

 

がん専門看護師さんは幸いにも最初に行った近所の総合病院で看護師をされていた経験があり

その病院が市内で数少ない緩和ケア病棟を持ち、訪問看護も腹水のケアも可能な病院だと教えてくださいました

 

体力的には元気ですが

先生は今が一番いい状態かもしれません

今したいことをして、食べたいものを食べて、行きたい所に行ってきてくださいねと言いました

心残りがないように生きてと優しい目で行ってくれていました

 

そばで聞いていた母は

「そんなつもりはないです。奇跡が起きて治るはずです。」

叫ぶように訴えていました

 

ごめんね、諦めたように聞こえるね

ドラマ アライブでも「焦らない 慌てない 諦めない」って言ってたのにね

諦めてないよ

でも

今まで頑張ったよ

味がなくても泣きながら食べたよ

髪が抜けてまつ毛も眉毛もなくなっても泣かずに笑ったよ

気持ち悪くても弱音はかなかったよ

ごめんね

最初がんが見つかったときステージ3Cだったよね

卵巣から腹膜全体に転移してたよね

がん全部取ってくれた先生に感謝したけど

半年経つか経たないかで腫瘍マーカーが上がって

私はわかったよ

今を大切に生きようって思う

抗がん剤で苦しみながら生きるより

家族と平凡な日常を普通に過ごしたい

笑顔の私を見ていてほしい

 

もし

ゲノム検査で薬が見つかる10%に入ったら

その時は全国どこでも治療に行けるように体力を維持したいと思っています

 

今 人生で初めて

計画もなく 効率を考えることもなく

何も考えずにゆっくりゆったり過ごしています

何かをしなくちゃいけない焦りもなく

ストレスのない時間を過ごしています

 

きっと

神様がくださったご褒美だと感じていますおねがい

神さまにも家族にも優しいお友だちのみなさまにも

心から感謝しています照れ