23日木曜日
やっとがんセンターに来ることができました

父が運転する車内でほとんど眠っていました

採血して先生とお話をしました


・血液の状態は抗がん剤治療できる数値
・身体の状態が悪い
・このまま抗がん剤治療すると身体にダメージが大きく、もっと弱り命を縮める恐れがある
・体力をつけるように様子を見る
・弱ったままなら緩和ケアを受けて天寿を全うするほうが良質な生活が送れる
・何時間もかけて来るには体調が悪すぎる
・地元の大学病院が受け入れるそうなのでそちらならいつでも緊急に対応できると思う

などいろいろと説明をしてくださいました

母も一緒にお話を聞いたのですが
母は
「奇跡を信じてる」「地元の大学病院では最初の治療で治ったと言われた」
との内容を繰り返して伝えていました

先生は
「奇跡なんて起こらない。夢のような話しに今時間を使うのは無駄なのでは?」
「治ったともし言ったのなら、それは違うと思います。ステージ3以上で発見された場合、どんなにきれいに手術でがんを取って抗がん剤治療しても目に見えないガン細胞が潜んでいることがあるからです。」


奇跡を信じてると繰り返す、現実を受け入れたくない年老いた母の気持ちを思うと胸が張り裂けそうになりました

二人の思いを聞いていると涙が溢れてきました