今回の三菱自動車の燃費データ不正問題…とても残念です。
三菱は以前にもリコール隠しで社会の信頼を失い、
信頼を取り戻すべく努力していると思われた矢先に今回の問題発覚。
今回の「燃費データ不正問題」は、
燃費瀬能を求めるために、法令ではなく独自の方法で測定していたということ。
同じ条件でおこなわれているからこそ、それでクルマの燃費判断ができるのに、
そもそもそれが違うとなると、もともこもありません。
しかも不正は25年も前から行われていて、最大で15%もの燃費が違うとか。
当初は軽自動車だけの不正と思われましたが、蓋を開けてみれば三菱が現在販売している全車種
(アイ・ミーブ/ミニキャブ・ミーブ/ミニキャブ・ミーブ・トラック/ミラージュ/RVR/アウトランダー/アウトランダーPHEV/パジェロ/デリカD:5)にも。
そして飛び込んできた「日産が三菱自動車に2000億円の出資。日産傘下へ」というニュース。
日産と三菱は2011年より軽自動車の協業を行う合弁会社「NMKV」を設立しています。
そもそも、三菱はそれ以前から、日産とのOEMを行っていました。
「NMKV」では生産や開発、実験はもしかしたら三菱側が主導だったのかもしれません。
今回の問題発覚も、日産側からの摘発だったとのことです。
しかし、まだ調査も途中ですし、
しかも「NMKV」は2011年に設立したのに、5年も経った今になってというのも少し違和感を感じるのは私だけでしょうか。