貧血予防のために!
赤ちゃんに鉄分を与えないと日本国旗
 
というのは、多くの方がご存知ではないかと思います。
 
生後9ヶ月頃からは
鉄分がしっかり含まれているフォローアップミルクに切り替えますよね!
 
 
 
 
ですが
✦鉄分が重要な理由は貧血予防だけではない!
 
✦ガイドラインが改定され、鉄分不足となるのは9ヶ月からではなくなった。
 
ことをご存知ですか?
 
これからお伝えしていく
赤ちゃんに必要な鉄分の新しい知識を知れば、
鉄分豊富な食材を買いに走ると思います競馬
 
ぜひご覧になっていってください流れ星
 
 
乳児期の赤ちゃんは
人生のなかで一番、体や脳が猛スピードで成長します。
 
生まれてからの1年間で
 
身長は1.5倍
 
体重は約3倍
 
脳の大きさは約2倍
 
になりますおーっ!
 
骨や筋肉も急激に増えるので、
鉄を使う量も一気に増えます!
 
母乳に含まれる鉄分量が減少してくるうえに
使う量が増えるのですから・・
 
赤ちゃんが鉄分不足になりやすいのは納得ですねおばけくん
 
 
 
 
具体的に
鉄分はどのような働きをしているのでしょうか?
 
まず今回は
鉄分の体内での役割をお伝えしますね流れ星
 
 
 
鉄分は体中に酸素を運ぶ
 
赤血球の主成分となるミネラル
 
血液は
赤血球・白血球・血小板・血漿で構成されています。
 
このうち鉄分を含んでいるのは赤血球です。
 
赤血球の中の鉄分は「ヘモグロビン」という成分として存在しているのですが、
 
これは
鉄がタンパク質と結合したものです!
 
このヘモグロビンの鉄が酸素とくっつくと
サビて赤色になるのです風船
 
 
 
 
赤血球は酸素を運ぶ役割があるため
鉄が不足すると、身体中が酸欠状態になるということですね。
 
また
脳が酸欠だと➭頭が回らなくなる。
       頭痛がする。
       めまい、立ちくらみが起こる。
 
筋肉が酸欠だと➭疲れやすくなる。
 
ということもあります雷
 
 
 
 
この「鉄欠乏性貧血」の話は有名なので
知っていた方も多いと思います。
 
では、
鉄が不足すると
メンタルが不安定になる
という話はご存知でしょうか?
 
脳の中で情報を伝える神経伝達物質にも鉄分が関わっているのです!
 
 
 
鉄分脳内神経伝達物質
  作られる際に必要なミネラル
 
「神経伝達物質」とは
脳内ホルモンとも呼ばれていて、人間の複雑な精神活動を調節しています。
 
 
 
 
心の健康に重要なのは・・
 
✦セロトニン
➭心を安定させる
 
✦ノルアドレナリン
➭やる気を出す
 
✦ドーパミン
➭快楽や多幸感を感じる
 
の3種類ですふんわり風船星
 
 
 
 
鉄分は
この3つの脳内神経伝達物質が、
タンパク質を原料として造られる際に必要な酵素を助ける
働きをしています。
 
ややこしいと思いますが・・
とにかく、心の健康に重要なホルモンが作られるのを助けているのです!
 
 
 
 
なので、鉄分不足になると・・
 
脳内神経伝達物質のコントロールもできなくなる
➭癇癪を起こしたり、グズりやすくなります。
 
 
 
 
他にも
・「易刺激性」(わずかな刺激でも泣く)
・「注意力散漫」
・周囲への無関心
・認知能力の低下
・言語学習能力の低下
・空間記憶の低下
・運動機能の低下
 
などが見られると言われています。
 
心の健康や集中力、学習能力は
鉄分と密接に関係していたのですね。
 
 
鉄分が足りないと
セロトニンやノルアドレナリン・アドレナリンなどが作られなくなる。
 
鉄分の重要性を
再度認識して頂けましたでしょうか?ニコニコ
 
 
お子さんがもし
癇癪を起こしやすかったり、
落ち着きがないのであれば、一度鉄分不足を疑ってみても良いかもしれませんね〜風船