気持ちは焦りながらも、車の運転は慎重に。


入院中に、病院の駐車場で事故したからね。

普段ならありえないもんね。やっぱ、考え事してたから。


なので、焦りつつも、運転に集中していた。


案内された部屋はもちろんいつもの病室ではなく、ICUとまではいかないけれど、とにかく完全管理の部屋だった。

たくさんのコードはいったいなんなの???


血圧、脈拍、心電、点滴、?酸素のマスクも。


「奥さんこられましたよー!」


と看護師さんが声をかけると、うなずいた。

ハイ、ハイてな感じで。


しゃべれないのかー。。。


大変な事態なのか?なんなのかよくわからなかった。


とにかく、両親と姉のところに電話をした。


先生になにかいわれたのかわすれたけど、

直感的にもうあと数日か数時間のような気がしたのだ


しかし、この日、ICUのようなところはでて、個室にうつることとなった


意識はあるけれど、なんか会話は噛み合わない


大丈夫か?との質問には大丈夫だという


自分の置かれている状況がよく理解できていないように思えた


続く