妄想系絵本 | 絵本で育む☆ハッピーライフ

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子育ての中で読んできたおすすめの絵本や本、そして絵本講師・学校図書館司書としての活動などを紹介します。
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「妄想系絵本」なんて勝手に名前をつけてしまいましたが、どんな本か想像つきますか?

 

私の中では、架空の設定でつくられたお話、という意味合いです。

まあ、そもそもがお話はフィクションが多いので、そういった意味ではどれも妄想系なのかしら?

 

それはさておき、名付けられたのはこちらの本です。

 

 

設定としては・・・

 

地球から831光年はなれた

キャベジという惑星

そこに住む驚くべき動物の生態

 

・・・が描かれた動物図鑑。

 

表紙の感じからわかるかもしれませんが、

地球における「キャベツ」に似た惑星に、

様々な野菜や果物に似た生物がいるのですリンゴ

 

へえ~ってスルーしてしまいそうなんですが、

これがじっくり読んでみると、なるほど面白い!!

私は「ニンジン」にどはまりしました・・・。

 

実はこれ、勤務先の図書館で、休憩時間にあるスタッフが持って来て、「なになに、この本~?」とその場の数人でわいわい読んだのが出会い。

たまに貸出・返却で「見たことある」本だったのですが、じっくり読むと(そして複数人で読むと)、こんなに楽しいひとときが過ごせるなんて驚きでした。

 

家に借りて帰って、子どもたちがどんな反応をするか楽しみでした。

予想通り・・・見事に夢中になっとります!

 

この本は、野菜や果物の特徴を知っている人ほど面白みがわかると思うので、子どもたちにどこまで理解できているかはわかりません。

でも、それを補って余りあるビジュアルと設定の「なるほど、わかる!」感。

さすが、tupera tupera さん作、です。

 

それにしても、子どもってすごいな~と思ったことがひとつ。

 

最後のページに

 

「みなさんはどんな動物がいると思いますか?」

 

という問いがなげかけられるのですが、我が子たちはすぐに

 

「とうがらし○○!(←なんていったか忘れちゃった・・・)」

 

「ゴーヤーザウルス!」

 

などと反射で答えていたこと。

この頭の柔らかさ!素直さ!反射神経のよさ!

おばちゃんにはすっかり忘れてた感覚やわ~。

 

皆さんも、子どもたちとぜひご一読あれ!