せっかくなので、美術館員さんのギャラリートークのある日に参加。
1時間ほど、説明を聞きながらゆったり回ってきました。
これまで、長新太さんの作られるようなナンセンス絵本をさっぱり理解できないでいた私。
それが、なぜか半年前ほどから突如おもしろみを感じるようになったのです。
なぜかは自分でもよくわからん…。
子どもの頃から見慣れた、独特のピンクと赤の色遣いとか、特徴のあるライオンや子どもの顔とか、全てがぎゃっと私に迫ってきて癖になってしまったと言うか。。
今回原画を見ても、やっぱりその独特な色遣いが面白くてたまらない。
私、この色遣い見て育ってきたな～なんてしみじみ思ってしまいました。
いろいろな原画展へ行って毎回思うことは、絵のパワーってすごいな～ということ。
絵本として印刷された作品を普段目にしているから、筆遣いや色遣いが生で目に飛び込んでくる原画には圧倒されます。
もちろん文章も大事なのはわかっていますが、やっぱり絵本は絵の本だ、なんて感じる瞬間。
今回、長さん直筆のアイデアを書きつけた手帳とか、背表紙や見返しの指示が入った絵とか、絵本作成への道筋も垣間見てきました。
絵本は一冊まるまる含めて一つの作品、とよく講座でも話していますが、それをよくよく理解して作品作りをされた方なんだと思います。
今回はギャラリートークに参加したくて私一人で参加してきましたが、期間内に子ども達も連れて行けたらいいな～。
最近この手の誘いは断られてばかりなので、一緒に行ってくれるかわかりませんが
9月4日まで開催しています！
展示数は少なめだからか？、大人300円で入れますよ～。
興味があれば、ぜひ行ってみてください