今日3/8は、1975年に国連が定めた国際女性デーです。

SDGs(持続可能な開発目標)で採択された30年までに達成すべき17の目標の

1つにも、「ジェンダー平等を実現しよう」が明記されています。

 

男女格差を測る「ジェンダーギャップ指数」 (経済・教育・政治・保健の4分野のデータから、

男⼥にどれだけの格差が存在しているかを分析/世界経済フォーラム(WEF)2023年版)の

日本の総合順位は依然146カ国中125位(先進国最下位)となっていて、

特に、「政治と経済への参画」が遅れています。

 

男女の所得格差は厚労省「賃金構造基本統計調査」でも大きくて、

G7では日本は最下位

中小企業を中心に経済全体が悪いとはいえ、

まだまだ日本はジェンダーの「ギャップ」が実際に存在している状況です。

 

参画や賃金格差の数字だけではなく、私の会社ルバートが運営する

女性向けメディア(ママハピ)でのママハピアンケート調査結果をみても、

女性に期待される役割や、時代に合わないまま残っている文化に

モヤモヤを実感している女性が多いのも事実です。

 

メディアで流れているアニメやドラマ、

小さい頃からの教育や親世代からの刷り込みの影響も大きいと思っていて、

主張したりリーダーシップをとること、収入をしっかり稼ぐこと

などに抵抗があったり、自信がないという女性は、

採用・マネジメントをしていても多いと感じます。

 

私自身も「女の子はそんな働かなくていい」「子どもが産まれてもなぜ働くのか?」

「保育園なんてかわいそう」と、私の幸せに何のプラスにもならない

時代錯誤なことを親族に言われてしまったこともありました。

親世代の女性も納得がいかず好きな仕事を辞めてワンオペ育児だったというところで

嫉妬も半分かもしれませんが、

自分らしく生きることを否定された気分でモヤモヤしたこともあります。

 

環境や教育を変えれば、

ものすごくパワーを発揮して人生を好転させている女性をたくさんみているだけに

負の連鎖はもったいない。

 

家事育児を分担するのが面倒だったり、

やっぱり圧倒的に立場が上がいいよね、

という既得権益のある男性、または、

我慢して飲み込んでその文化を乗り越えてきた親世代の女性たち

にも実際に否定をされると、子世代も

 

「やっぱり日本では従属的な女性のほうが幸せになれるよね」

「叩かれなくて安全だよね」

という長いものに巻かれて過ごそうという連鎖に繋がってしまいやすいのかなと

残念に感じてしまいます。

 

まずは、性差にモヤモヤやギャップを感じず

普通に個人として自分らしく生きることが難なくできること、

 

そのために企業も個人の意識も、エセやパフォーマンスではなくて

本質的に変わること が求められていると感じます。

 

結果的に、それは今後の時代においては、

人材不足の企業も 1人で稼ぐプッシャーの肩の荷を下ろしたい男性も

含めてみんながハッピーに繋がることだと思います。

その頃には、国際女性デーというのはなくなっているのが理想ですね。

 

 

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