擬似ぱいからホンモノ?へ。


今日の自家組織のお話も沢山の方に読んで頂きありがとうございます。

ブログを読んで参考にしたいとコメントを下さった方もいらっしゃるので、経験を忘れないうちに、擬似ぱい(エキスパンダー)の話をしていきたいと思います。


また、同じ病気でも症状は人それぞれ違うので、決して一概には言えないですが、誰かの心に少しでも寄り添うことができたら嬉しいです。


内容が内容なだけに、せめて文章中では気が重くならないように、少し明るいタッチで書くように努めています。てへw


ども、松澤由美です。



さて。擬似ぱい(エキスパンダー)は2年間私のおっぱいに入っていました。

最初の数ヶ月はとても違和感がありました。

同時再建でエキスパンダーを入れた直後は鉄板が入ってるような感覚がありました。

数ヶ月くらいで皮膚も馴染んできて、鉄板を挟んでる鈍い違和感は軽減されていきました。

ただ、おっぱいの内側から金具が皮膚を押す感じは軽減されつつも、結果、2年の間に違和感がなくなることはありませんでした。


ある程度おっぱいの形ができるまでは、寝返りもうつ伏せもできません。数ヶ月ぐらいでできるようになりますが、私は、違和感が気になり、うつ伏せも寝返りも長時間はできませんでした。(たぶんほとんどの方がそうだったんじゃないかなぁと、感じています。)

先生は医療用だし簡単にはエキスパンダー(擬似パイ)は壊れるものではないとおっしゃっていました。マッサージにも行ってもいいけど、おっぱいに針を刺したりしないでね、とは言われました。笑

私はマッサージもエステも、プール、ジムにもエキスパンダーを入れた状態で行きましたが、多少の違和感以外には特に問題なく、普通に過ごすことができました。


1つだけあるとすれば、2年の間、海外での公演も多かったので、「飛行機に乗る際のセキュリティチェックでエキスパンダーが磁気で反応して鳴るかもしれない」と先生に言われていたので、飛行機に乗る前のセキュリティチェックに毎回変な緊張をしてしまう、ということくらいでしょうか。笑



因みに、エキスパンダーをしていると、MRIを受けることができません。(そう言うカードを持たされます)


エキスパンダーはおっぱいを作る為の擬似ぱい(仮ぱい)でもあるので、ここから、インプラントか自家組織での再建をするのかの選択になります。


先月、手術前に海外公演があり


「擬似パイとも最後だわ(笑)最後の飛行機のセキュリティチェック行ってきまーす」


とセキュリティを通りましたw



(擬似パイ最後の渡航中の中国での写真です↑)


もちろん磁気で反応して鳴ることもなく、無事に通過できましたよw


あ。ちなみに私は歌手なのですが


今だから告白します。


5/30に発売された20周年記念アルバム楽曲のレコーディングを、擬似パイ(エキスパンダー)が入っている状態で歌いましたが、

なぁんと、体の中で


「ポコっ」と自分にしかわからない状態で、肺を動かすたびに?体の中で鳴っていました。



ある意味新しい発見でしたよぉw


もちろん、外には聴こえず、自分の中だけの音なのでアルバムには、その音は収録されていません笑






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新曲も、入院前にレコーディングいたしました(๑╹ω╹๑ )
今からサントラ発売が楽しみです💖




『ロボティクス・ノーツ DaSH』のサントラが2019213日に発売決定! Zweiや松澤由美、いとうかなこ、鈴木このみの楽曲と新規BGMを収録