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" 見えないものも掬いとりたい "  

フォトセラピー/出張写真撮影の淺田ゆみです。
ご訪問ありがとうございます。初めましての方もご縁をうれしく思います。



鹿を撮っている私のこの写真を、先日は文章なしでうっかりとアップしてしまいました、すみません。でも、リアルタイムで見てくださった方ありがとうございました




『写真は狩りに似ている』
『写真は一期一会』
『写真は往きに撮れ』
これは、わたしの敬愛する写真家 

野寺治孝さんの言葉です。


そうなのです。そして、だから私は撮り手として致命的なところがいくつもありまして、、

 


撮りたいのに、遠慮してしまう
撮りたいのに、躊躇してしまう

ハッとする瞬間に出会って
思わず撮りたくなった、なのに撮ることを戸惑う。



いつもではないけれど
時々そういうことがあります。同じ瞬間は二度とない。だから、躊躇ってる場合ではないのだけれど。でも、


目に見えない領域でのいろんなこと。
ほんの少しの引っかかりや、抵抗感。
すこし力をかけたら簡単に潰してしまうことができるくらいの、微かな気持ち。
時が来るまではそのままにしておきたくて。






私と被写体の距離感。
これを意図的に操作せず、無理もせず、ぎこちない時は、ぎこちないまま撮りはじめます。モデルさんが緊張するのは、撮り手が緊張しているからだと私は思ってる。間合いや距離感については、撮影は武道や格闘技に似ているのかもしれません。


徐々に、あるいは一気に距離感が変化していきます。



スナップ写真は、さくっと知らない間にも撮りますが、ポートレートは向き合って撮りたい。
「いつの間にか撮られていた」というのだけではなく、撮り手としっかり対峙して撮られてみませんか。



私と、被写体との距離感は
まさにライブ。



決まった絵を撮るという撮影ではない。
私とあなたとの言外の対話、から生まれてくる世界。こんな写真のひと時を一緒に過ごせるのを楽しみにしていますハート


お読みいただきありがとうございました。寒くなりました。ご自愛くださいね。それではまたリボン



(可笑しいかもしれないけど、私は、私に撮られたい。不可能だけど本気で思ってる、笑。)
この時はZeiss85mmのマニュアルレンズ一本勝負でした。カメラも私も水に濡れそうになりながら遊んだ日。掲載許可済。