ようこそ。" 見えないものも掬いとりたい "
フォトセラピー/出張写真撮影の淺田ゆみです。
ご訪問ありがとうございます。初めましての方もご縁をうれしく思います。
家を出発してから結構走ってようやく辿り着くここは久しぶり。
クルマから出るとひんやり寒くて着るものを一枚増やした。すぐに手が冷たくなりそうな朝。
初夏には緑だったこの場所も
すっかり秋の色。
なに一つ留まることのないこの地球の上にいる私たち。
新しい葉が出て 柔らかな緑が育ち
花が咲き
実になって
時が来て葉を手離す樹木もあれば
葉を落とさない木もある。
背の高い木もあれば
地面を這ってゆっくりと育つ植物もいる。
杉や檜の常緑樹でも、季節によって緑が違う。
斜面を歩いて登っていたら
突然強い風がやってきてびゅうと、背の高い木々を上の方で揺らした。桜の花びらのように、はらはらと葉が落ちてきた。
この場所に来て、自然に触れることができた。
私も生きている。
ただそれだけなのに
奇跡のように感じて
ふるえる。
また訪れることが叶いますように。
・赤い実:サルトリイバラ Smilax china (ユリ科 シオデ属)
これは初夏の写真です。車の上にはムラサキシキブが淡いピンクの花を咲かせていました。その時は花の名前を知らなくて後で教えてもらったのです。ムラサキシキブは小ぶりの庭木としてしか見たことがなく、山では木が大きくてびっくり! 秋、今は愛らしい紫の実をつけています。