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「Mother of the Bride」のご感想をいただきました!

公開中の私のドキュメンタリー映画Mother of the Brideを観て下さった、或るウェディングプランナーの方から、映画の感想をいただきました。

少々長いのですが、一番理解して頂けた感想でしたので、この場を借りて、下記にご紹介させていただきます。

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昨日「Mother of the Bride」を見て来ました。

一番感じたことは、先生が「仕事」を楽しみながら、決して「女性」としての姿勢を崩すことなく、凛としている生き様です。

震災で結婚式が出来なかったカップルに結婚式をプレゼントしていることは本当にプランナーとして感動をし、心から嬉しく思いました。さすが桂由美先生!と思いました。

結婚式をプレゼントしてもらった新郎新婦も辛い中でも立ち上がっていこうという勇気とパワーの源があの結婚式であり、みんなでバルーンと一緒に見上げた時間と画となることに違いありません。

「今まで多くの結婚式に出ましたが、この結婚式ほど嬉しい結婚式はない」という言葉と先生の笑顔に涙が出ました。私がその場にいたら、プロにも関わらず、大泣きをしていたような気がします。仕事だけでなく、心と笑顔にも強く印象づけられるシーンでした。

バンコクでのショーで直接マイクを持って指示を出されている先生は鬼気迫るものでしたが、ドレスをステキに綺麗に見せたいという信念を思い知らされました。

今年の*TBC前日のリハーサルの時もクリスタルケイさんとの曲とモデルが絡んだところで曲とモデルの動きが合わずに何度も先生が指示を出しているところに、ディスプレイの手伝いに行った時に見かけましたが、そのこだわりと信念に感動して、会場で一人泣けてしまったのですが、ドレスに対する情熱、結婚式に対する想い、そして困難を乗り越える意思の強さは新しいことに挑戦し続けたからこその強さなんだと思い知らされました。

私事ですが、私は特に13年前に大阪から東京に来てからというもの、ブライダル事業部のトップとして男性組織の中の一人だけの女性管理職を経験することが多くなり、本当に男社会の押しつけとの戦いの連続でした。また、スタート時は「出来る訳ない」と言われ、邪魔をされ、反対に数字を上げていくと今度は「女のくせに」と言われ、奥歯で砂を噛むような悔しい思いもたくさんしてきました。先生の日本にウェディングドレスを取り入れた時の困難は想像もつきません。

上映後に、キム監督が「電気製品では松下幸之助、バイクは本田宗一郎」と、その世界を牽引した偉業や人柄、歴史を映像で残されているのに「ブライダルの桂由美」のショー以外の映像は少ないので、自分が創らなくてはいけないと思った、とのコメントがありました。私も同感です。キムさんに映像を創っていただいたいことにブライダルマザーの桂由美1ファンとして感謝いたします。明日も友人と映画を見に行く予定です。

また新たな部分で感動してパワーをいただくことになると思います。

注)*東京ブライダルコレクション

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映画「Mother of the Bride」は渋谷アップリンクで上映中です。

(最終日は613()

http://www.uplink.co.jp/movie/2014/25463