林家三平さん・国分佐智子さんおめでとうございます
昨日の林家三平さん・国分佐智子さんのお式は
久しぶりの芸能界の大型ウエディングで
いろいろマスコミにも報道されているのでご覧になった方も
多いかと思います。
林家さんのところはお姉さんのみどりさん、泰葉さん以来の
お付き合いですが、今回の衣裳についてご相談があった時、
お母様の海老名香葉子さんに
私が今、日本のウエディングを『市民参加型のもので地域域活性化にも
つながるものにしたい』という願いで薦めている「ふるさとウエディング」は
いかがでしょうか、とお話しました。
自宅でお支度をし、「長い間お世話になりました」という両親へのご挨拶は
花嫁姿でするのが本来の姿であり、
また、自宅より花嫁姿で出発しご近所の方や街の方々大勢に
祝福いただき幸せを共有しましょう、というのが趣旨です。
今は式場やホテルで着替えて参列者だけが花嫁姿を見ることが主流で、
街で花嫁姿を見かけることは少なくなりましたが、
私の子供のころは街で花嫁姿のきれいなお嫁さんを見て
子供心に結婚への憧れをもち、とても幸せな気分になったものでした。
このようなふるさとウエディングの提案にお母様も新婦の佐智子さんも
賛同してくださり、ご自宅よりの出発となりました。
出発前に三平さん・佐智子さんと
山野愛子ジェーンさん（着付け・ヘアメイクを担当）と記念撮影
佐智子さんは当日２着のきものと１着のウエディングドレスを
着用されました。
きものの着こなしに慣れていらっしゃることもあり
ご自宅より出発された際の所作、幸せのオーラもあわさって
本当に輝いて美しい花嫁姿でした。
ご自宅より出発された衣裳は
【黒引き大振袖】
日本古来の伝統ある松と大輪の牡丹、
飛鶴が描かれた黒、白、赤の三枚重ねの本格的な大振袖のお引きずりです。
重ねの部分にはすべて同柄が描かれており、
歩くたびに美しい余韻を残すデザイン。
すでに入籍を済まされているので、白の角隠しには赤こぶきをお入れしました。
こちらは披露宴で着用された衣裳です
鬼しぼ縮緬地に大きな羽を広げて飛び立つ鶴の金刺繍が
祝宴にふさわしい白無垢です。
裾の小ぶきや打掛の衿重ね、鶴の頭の部分の刺繍には
赤色が品よく添えられています。
角隠しにも打掛同様に鶴の刺繍が施され、赤こぶきをお入れしました。
ウエディングドレスについては次回ご報告したいと思います
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