アジアブライダルサミット2011 ご報告①
8月27日(土)アジアブライダルサミットを中国海陽市で開催しました。
アジアブライダルサミットとは
私が会長を務めるアジアブライダル協会連合会が
「アジア諸国の伝統婚礼文化・衣裳を継承しましょう」という趣旨で
各国持ち回りで行っている活動です。
会場となった海陽市は、東洋のハワイをめざして
中国での一大国家プロジェクトとして開発中のエリアで、
今回のサミットのテーマ「グリーンウエディング」を市をあげて推奨しています。
今回のこのサミットに日本よりは75名が参加しました。
昨年ソウルでの開催時よりもさらに10名増え、
年々意欲的な皆さんのご参加が増えてきており、
このサミットの重要性への皆さんの認識が高まっているようで
非常にうれしく思います。
サミットは開幕式のあと2部構成で行われました。
写真:開幕式の際に使用された大砲です。
中国のウエディングでは大砲を打ち上げてお祝いをします。
(第1部)
各国代表が出席するシンポジウムで
伝統婚礼についての各国の現状と今後の活動に向けての話し合いが
行われました。
参加国はミャンマー・マレーシア・韓国・中国・日本の5カ国で、
日本代表として、私と千葉商科大学の吉田優治学部長が出席し
各国のブライダル現状の発表のあと
吉田学部長より、「産学共同で各国の伝統婚礼文化・衣裳を
大切にしていく取り組みを行っていきましょう」との提言があり、
各国の代表も意見が一致しました。
(第2部)
参加国による模擬儀式披露
各国の伝統衣裳・婚礼文化が模擬挙式形式で披露されます。
ミャンマー
韓国
模擬挙式のあとは韓国の伝統服をアレンジした
新しいチマチョゴリが披露されました。
伝統と革新、古いものを継承するだけではなく、
各国ごとで伝統衣裳を後世まで残していくには革新が必要です。
よいものを残し、革新を加えて新しい魅力の付加価値をつける、
その姿勢を強くうちだしていました。
今回はこのあたりで、続きは次回に書かせていただきます。