全国の花嫁さん・候補の皆さんへ

私は「あらゆるファッションの中で最も美しいものは花嫁姿」と

思っています。

本当に女性はウエディングデーに向かって日一日と美しさ・輝きを増します。

でも、どうして近頃はその最高の晴れ姿を参列の限られた人にしか

見せない方々が多いのでしょう。

私たちの子供の頃は、花嫁さんは自宅から支度をして出発をしましたから、

道すがらその光景を見た人が祝福しました。

そして子供ながらに『私も早くああいう姿で皆に見送られたい』と結婚への

あこがれを高めたものです。

これからご結婚を迎える花嫁さん、候補の皆さん、

花嫁衣裳は自宅でお支度しましょう、

「長い間お世話になりました」という両親への挨拶を自宅でしましょう。

そして花嫁姿で自宅をでて、途中で公園や神社などで乗り物をとめ、

屋外で撮影タイムをとりましょう。

おそらく大勢の人が「おめでとう」と声をかけてくれることでしょう。

子供たちはきっと将来への夢を重ね、美しいあなたの姿に見とれることでしょう。

結婚適齢期の人なら、あなたを見て『やっぱり白無垢姿がいいな』とか

『私ならスレンダーなウエディングドレスを着こなしたいな』などと思うことも

あるかもしれません。

その他の人も花嫁姿を見てほのぼのとした幸せを感じるはずです。

とても素敵なことだと思いませんか？

今、私は東日本大震災で被災して結婚式をあげられなかった方々に

市民結婚式のプレゼントをする活動を行っている最中です。

岩手県釜石では鉄の歴史館、茨城では大洗水族館という

公共の建物内で行いましたが、その場に居合わせた市民や観光客は

皆明るい笑顔でカップルを祝ってくれました。

「当事者と市民・観光客が一体となった感動のイベント」と終了後

言ってくれました。

被災地の復興支援が少しでもできればとの思いからの活動でしたが、

このことでより強く市民参加の結婚式の必要性を感じました。

全国の皆さん、ぜひ市民参加型のウエディングを考えて下さい。

きっと日本に美しいシーンがよみがえります。　

街に出て市民参加のウエディングで日本を変えましょう　！

　　　　　　　　　　岩手釜石復興支援市民結婚式より

　　　　　　　　　　茨城大洗復興支援市民結婚式より