なんと似つかわしくないタイトルなんでしょうか　笑

先日何気に朝のテレビ番組THE TIMEを覧ていたところ

樹木希林さんの娘　内田也哉子さんと安住アナとの対談。

安住アナが樹木希林さんのお宅を訪ね、娘の也哉子さんからお話しを伺うと

いったシチュエーション。

そこでまさかの登場を果たしたのが和紅茶！！

内田さんが

「安住さん母は生前、お茶なんかお出ししたことはなかったでしょ。

これ和紅茶なんですけど。」

っていって安住さんに和紅茶を。

安住さん

「和紅茶ってなんですか？」

ですって。笑

内田さん

「和紅茶って日本で作られた紅茶なんですよ。

これは母の知り合いが作られた紅茶です。」

はい、間違いなくうちの紅茶ではありません。

テレビで芸能人の方から和紅茶を紹介していただくなんてね！！

びっくり。

それにしても樹木希林さんのお知り合いのお茶農家さんってどちらだろ。

もうミーハーなわたしはあの人？この人？って想像展開してみたが、わかるわけない。

それでミーハーついでに、和紅茶も紹介してもらったしってことで今回、内田さんが本を出版されたとのこと

速攻、Amazonで注文。

「BLANK PAGE」　サブタイトルが空っぽを満たす旅。

著名人と対話することで、偉大な父と母を立て続けに失ったブラックホールを埋めていくという内容。

15人の著名人のそれぞれの生き様や思想がその人の作品に投影されていること、そして親が人格や人生において良くも悪くも大きな影響を与えていること。

そこには自分が識らない世界が魅力的に溢れていた。

そりゃそうだ。

日本をいや世界を代表する名だたる人ばかりだもの。

それでも自分がいかに小さな枠の中で小さなことにもがきながら生きているのか思い知る。

　自分が今で言う毒親で育ったせいか太陽の温もりのような親の愛情に包まれ天真爛漫に健やかに育った人をみると

なぜかずっとある種の後ろめたさを感じていた。

眩しすぎて凝視できないくらいに。

こんな捻くれた私の心の穴は、なにをやっても埋まらない。

時々さらに大きくなろうとする。

この年齢になっても自分への嫌悪感に苛まれる。

それでも･･･

それでもいいんじゃないって思わせてくれた一冊。