こんにちは。暦の上では春ですが、まだ寒いので、
今夜は水餃子鍋にすることにしました♪
生徒さんの中には中学受験をするお子さんも多いので、
なぜ中学受験をするの?と聞いています。
すると、
・何となく
・1つ上の子がいい学校だって言ってたから
・クラスの子がみんな受験しているから
・公立が嫌だから
・自分にもできそうな気がしたから
というような答えが返ってきます。
動機が消極的な印象ですが、
これが、一般的な小学生の回答なのではと感じます。
一方、親は子どもの将来を心配して幸せな人生のために
良い教育をという思いで中学受験を選択していると思われます。
しかし、合格を勝ち取ったからと言って
幸せが保証されるわけではありません。
娘の中学では、2年生の時に私立校からの転校生がいました。
その学校では入学後も大量の宿題が出され、毎晩日付が変わるまで
勉強漬けで自律神経失調症になってしまったとのこと。
公立に転校してきたものの、朝が起きれない体になってしまい、
結局、不登校で学校にはほとんど来ないまま卒業をしました。
受験で一番怖いのは、親が合格がゴールだと捉え、
目標達成のために周りが見えなくなってしまうことです。
大事なのは、
本人がその学校に行きたいのか。
合格後も子どもの人生は続きます。
だから、中学受験を考えるのであれば、
お子さんと一緒に志望校を選んであげてください。
運命の分かれ道は、合否ではなく、主体がどこにあるかだと感じます。
本当の意味での「子どものため」の中学受験を目指してほしいです。