ボーダー | 三歩歩いて思い出す

ボーダー

この世の何処かで幸せを手にしている人がいる
また何処かで人生を失う人がいる
この世の何処かで新しい命が生まれていく
また何処かで一つの命が終わっていく


人の生涯をロウソクに例える人がいる
また何処かではマラソンに例える人がいる
でも、本当に大切な事に気付いていない
ある日突然目の前にひかれるボーダーラインを


その先にある物は私にも分からない
でも一つ忘れてはならない事がある
『生きる心』どんなに苦しくとも
どんなに歯痒くとも、自らラインを引いてはならない


また、人のラインを引く事も許されない
笑顔の記憶、幸せの感覚、暖かな記憶
無くしたのなら取り戻せばいい


自らラインを引いた先にある物が『無』ならば
人の前に引いたラインは『悪』であり『空虚』である
なぜならば、この二者は何の解決もされておらず
底なし沼に足を踏み入れただけに過ぎない


たった一カ月嫌いな人を好きになってみよう
たった一カ月嫌いな仕事を好きになってみよう
たった一カ月逃げてた事を頑張ってみよう
たった一カ月…


そんなちょっとした頑張りで
自分の間違えに気付けるのなら
肩の力を抜いて考えてみよう
きっと未来は晴れるから。


人は弱い生き物だから
ボーっと『人間』という字を見てごらん
人に頼みごとをしている顔に見えないかな?
だから、人は一人じゃ生きられないんだよ。