スマトラで起きた地震による津波の犠牲者に

Jannea Da Arc のyasuが寄せて作ったものです



風に乗って

そっと風にのって白い花と祈りを捧げたい

きっと星が降って空の彼方

また新しい生命産まれ…


暗い海を漂う少年 涙唄った子守唄

街を眠らせた南の島からかすかに流れるレクイエム

夢も思い出も願いさえも呑み込まれ

そっと風にのって白い花と祈りを捧げたい

めまいがするほど青すぎたあの空


悲しい色した雲が流れて

溶けた時間が過ぎていく ほら砂のように

いつかこの街にまた子供達の笑顔が

戻ったとしてもあの子はもう還らない

そっと夜を待ってひとりになって

父は静かに泣く

寄せて返す波音ただ哀しくて

涙散って母は海へあの子を追いかけて

茜色の空流れてしまうから

ずっと夢に眠り 夢に生きる

幾つものともしび

誰もいない海 目を閉じて安らかに


鳥が歌い緑が咲き 時代が流れても

12月の空忘れはしないから


そっと風をください 強い風を

あの子の魂が高く昇るように 空へ帰れるように

そっと風にのって白い花と祈りを捧げたい

めまいがするほど青すぎたあの空



世界中の この祈り…

届きますように






私にも忘れられない日です

買い物から帰って付けたテレビに写っていた光景は

今も忘れることが出来ません

あの日愛媛は本当に青空だったんです

その事がこの詩に重なって聞くと泣いてしまいます

今も聞きながら泣いてしまいました

犠牲になった方々に心から安らかにと願わずには

いられません














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