アルコール依存症
でした。

おじいちゃんが亡くなってから
飲む量が徐々に増えて行き、
職場でアルコール検査に
引っかかり、
母に連絡が来ることがあり、
発覚しました。

ふだんは無口な人ですが
飲むと楽しくお話してくれますキョロキョロ

2年前の夏、
立てなくなったと
連絡が来たのです。

アルコールの離脱症状だったようです。
アルコールを一時的にやめたことで
水分補給を忘れ、
体調を崩したようでした。

体調がよくなってからは
アルコールの量はさらに増えました。

紙パック2リットルのお酒を
1日のうちに4本飲んでしまうのです。

母は「ちょっと、お酒の匂いがプンプンするよ、
昨日飲みすぎたのがまだ、残ってるのか?」と
怒っていましたが、
飲んでしまっているので
へらへらとやり過ごしてしまっていましたキョロキョロ

日中も誰と話すこともなく
孤独だったのかもしれません。

猫の世話の為、
ちょくちょく家に寄り、
顔を見るようにしてたのですが、
飲んだお酒はすぐ片付けていたので
飲んでいた量は把握できなくなっていました。

夫が入院中に
ダルクでプログラムに
使う本を借りて
持たせましたが
綺麗に残されていました。

底落ちを経験出来なかったので
アルコール依存し続けてしまったのです。

昨年は
体調がおかしいと
病院にかかりましたが
どこにも異常はなく、
腎臓の数値は落ちているものの、
年齢的なものだろうとの判断でした。

それから栄養不足を指摘されたので
サプリや飲み物、
試行錯誤していた様子は
遺品整理で発覚しました。

シルバー人材センターで
車をあちこちぶつけるようになり、
シルバーからも引退しました、
さぁ、これから何をしようと
いうときに悲しいことが起こりました。


発見したのは母でした。
昼間なのに
電気が煌々とつき、
テレビもつきっぱなし。
コンビニにでも行ってるのかもしれないと
帰ろうとしたとき、
毎日読んでいる新聞の日付が
11月26日だったことに
ぎょっとしたそうです。
新聞受けには1週間分の新聞が溜まっていました。
お風呂場を覗くと
そこには湯船にもたれるように
眠るようなおじちゃんがいたそうです。

慌てて私に電話が来ました。
「死んでるみたい、救急かな、警察かな?」
救急でいいと思うと返事をし、
おじちゃんの家へ向かいました。

救急の方の指示で
お風呂のお水を抜いたそうです。

警察がわらわらと居る中、
真っ先におじちゃんの顔を見に行きましたキョロキョロ

入口に向かって顔は向いていて
うつむき加減に気持ちよさそうに
寝ているようでした。

アルコールを飲んで
湯船で寝てしまったところに
内因的ななにかが起きたのではないかとの
ことでした。

そのタイミングは
湯船に入ったときなのか、
眠ってしまったタイミングなのか、
誰にもわかりません。

警察がエコバックの中から
レシートを発見し、
広がっていた新聞も26日だったので
11月26日の夕方に亡くなったのではないかとのことでした。

火事になったり、
水が出っぱなしではなかったことは
幸いでした。

おじちゃんが
アルコール依存症だったことを
知っているのは
うちら家族だけです。

今やボッコボコの
Kトラも
K箱も可愛く見えて仕方ないです泣き笑い

神棚には
御札がギュウギュウに
詰まってました。

これから改築したら
私がやって行こうと想ってます。


おじちゃんがやってきたことは
何だったっけと
思い出しながら
やる日々ですにっこり


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