娘の車が故障して廃車することになった。

あまりにも急なことだったので

次の車をどうしようか?と困ってしまった。

田舎なので通勤には欠かせない車。

娘の勤務先は自転車でいける距離ではなかったので

早急に次の車を見つけなくちゃいけなかった。

 

新車は買えない。

中古を探すにしても時間がかかる。

その間代車生活か?

レンタカー生活か?

 

そしたら

本当に運よく

タイミングよく

車を譲っていただくことができた!

故障して2日後には話が決まり

故障して3日後には納車。

 

本当に助かった!

しかも個人譲渡だから格安で譲ってもらえた。

 

その車で帰った日のこと。

ここからが本題。

 

玄関を開けると実母仁王立ち。

え?なに?

「どいな車買ったのっさ?」

 

外に出て車を遠巻きに見ながら

母「軽でねえの?」

私「違うよ、普通車だよ」

母「普通車すや?税金たげーべっちゃ」

 

母「何キロ走ってんの?」

私「85000kmくらいかな」

母「そんなに走ってんだごって、すぐだめになっぺな」

 

母「何年のったやづ?」

私「えっと・・・じゅう・・・」

母「10年も乗ってんの?んで、すぐ税金たげぐなってや」

 

母「いまどぎ、ツードアなんてめずらしいごだ」

「あ~んでもスライドすんだね」

「〇さんみだいないい車だど両方スライドすんだげっともね」

もう説明するのもばかばかしくなってきたから無視。

 

母「なんぼしたの?」

私「〇〇円」

母「〇〇円だごっていい車だでっさ」

家の中に向かって

「おとーさん、いい車だがらみでみらいん」

 

この非常事態にすぐに車が見つかっただけで

喜んでいたのになんだこのいいぐさは?

いちいちマイナスなことばかりいいやがってムキー

心が貧しいというか

ひがみ根性というか

こんな人が実の母親だと思うと情けなくなってくる。

なんで素直に「早く車見つかってよかったね」

って、言えない?

 

腹が立つやら情けないやら。