ブルース・リウさんは、

2021年第18回ショパン国際ピアノコンクール優勝。

 

この世代で最もエキサイティングな才能を持つピアニストとの評判を確立されました。

 

中国人のご両親のもと、パリで生まれモントリオールで育ちます。

 

彼の芸術性はヨーロッパと北米、中国文化の多文化の中で

形成されたと言われています。

 

 

今回のコンサートはアンドレイ・ボレイコ指揮

ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団との共演です。

 

横浜みなとみらいホールで行われました。

 

 

ヴィトルト・ルトスワフスキ小組曲

ショパンピアノコンチェルト第2番

ベートーヴェン・シンフォニー第7番

 

 

ショパンピアノコンチェルト第2番は他のピアニストさんの

演奏を聴いたことがあったので、どのような演奏をされるのか

興味津々でした。

 

 

ファツィオリのピアノで、音色は宝石箱を開けたように

キラキラしていました。
 
一音入魂。
どんな細かいパッセージでも丁寧に音を紡いでいく
演奏は素晴らしかったです。
 
テンポの取り方やペダルの使い方等、多彩な技術に感銘をうけました。
 
アンコールはリストのラ・カンパネラと

ヴァイオリンのコンサートマスターによるデュオで

ショパンのノクターン第2番を演奏してくださいました。

 

 

ラ・カンパネラの演奏は今まで聴いたピアニストの演奏の中で

最も感動!!

音の引き出しをたくさんもっていらして演奏レベルは神がかっていました。

 

ショパン・ノクターンでは女性のヴァイオリンのコンサートマスターが奏でる美しい調べにリウさんの美しい伴奏がマッチして心に染み入る演奏でした。

 

弦楽器の表現の深さにうっとりで、2曲聴いた後は感動で

涙です。

 

こんな素晴らしい演奏を聴けたことに感謝の気持ちでいっぱいになりました。

 

ありがとうございます。

 

 

 

 

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