夢中の強さは努力を努力とも思わないこと。
多大な時間とエネルギーを投入して、長時間戦い続けてもタフにやり切れること。
胸躍るテーマと格闘する時、尋常でない力を人間は発揮する。
問題は、時を忘れるほどに集中できる仕事にありつけるかどうか。
成長という果実を手に入れたいと考える時、自分に教え、伝える重要性を実感する。
自分は分かっているようで分かっていない。
見えておらず、気づいていないことがいっぱいあり、人に与えることばかり考えて自分に悟らせる努力をしていなかったりする。
自己の認識の変容を体感するとき、一歩前に進める。
成長する自己が何を求めているのかを感じ取り、素直に手を伸ばす。
あとは、手当たり次第に頑張ればいい。
このタイミングで夢中は訪れる。
ハマっているタイミングに入ることができれば、あとは行き着くところまで全力で進んでいける。
没入できるテーマと出会うには、自分に働きかけること。
ビジョンを描き、計画を創り込み、自分を徐々に追い込んでいくこと。
正確に現状を自分に伝え続け、自分に嘘をつかず、誤魔化さないこと。
世間の良心を疑い、自分の良心を欺かないこと。
根本的には、自分という人間の能力を最大限発揮できる分野は限られているだろう。
そして、そのポジションを得るには、自己を熟知するところから始まる。
「こうあるべき」で動いている限り、夢中のスイッチは入らない。
「こうしたい」が幾多の困難を引き寄せ、自分を大きくさせていく。
すぐにやりたいことが見つからずとも、焦らない。
自分に正直であれ。
そして、現状の頑張りを決して完璧なものと捉えず、どこまで行っても改善の余地があることを踏まえて磨き続ける。
攻めに攻めて壁を突破し続けるうちに、夢中への道をひた走っているだろう。
夢中で人生の道を切り拓け。