新居に来て2日目。
最初の朝ごはんは、バルコニーが気持ちいいのでこちらでいただくことにしました。
 
 
冷蔵庫を空にして運搬していただいたので、食材が何もありません。
とりあえずコンビニで買ってきた朝ごはんでしのぎます。
 
使っているテーブルは、引越し前にマンションで使っていたもの。同じテーブルが2つあって、もう一つの方の脚を利用して、いまのダイニングテーブルをつくりました。
 
段ボール箱の山になっている室内を見回しつつ、まあとにかく箱を開けて行きましょうよ、と作業開始。
並行して、午後に到着するブツの搬入のために、バルコニーの網戸を外しておくことにしました。
 
 

普通の網戸と同じように、上にグッと持ち上げると、下レールから外すことができます。
脱落防止措置がしてある網戸もありますので、全ての網戸が簡単に外せるわけではありません。
 
準備が整ったところへ・・・
 
 
到着しましたよ、ブツが。

 

搬入の作業員さん、全部で7人!!
階段から入るんじゃないの?と思うのですが、ブロに言わせるとバルコニーから搬入したほうが早くて確実なんだそうです。
 
立てかけた脚立をガイドレールにして、3人で引き上げてくださいました。
 
さすがプロの仕事。ここまで10分か15分しかかかっていません。

 

 

 
梱包を解いて、

 

 

 

マラルンガ 降臨!

 
いやー、すごい存在感びっくりお願い
猫の爪研ぎ場になりませんように(-人-)南無
 
 
*  *  *
 
 
で、ですよ。
この日は台風17号の影響で風が強くて。
 
気温はそんなに高くなかったですし、段ボールをいろいろと開けて室内も少し埃っぽかったので、各所の窓を開けながら作業していたのですが・・・・
風が強すぎて、網戸が開いてしまうんですよ。
 
まあ、多少虫が入ってくるぐらいなら何も言うことないんですが、
 
我が家の場合
 
網戸は
 
ねこ脱走防止の、最後の砦
なんです。
 
 
それが開いている・・・ゲッソリ
 
その時、建築士夫は近隣挨拶で配るお菓子を買いにデパートに行っていたのですが、妻からメッセージが来ました。チャビがいない、と。
 
その時のやりとりがこちら。
 

一応平静を装っていますが、実際には私も滝汗笑い泣きゲローゲッソリポーンこんな感じ。
 
「見つかった」という連絡が来るのを祈っていましたが、結局帰宅するまで連絡は来ず。
 
家に着くと、建築士妻はすでに泣き出しそうな顔をしていました。
何度も探したのに見つからない、というので、どーどーどー馬となだめつつ、こういうときは複数の人の目で見るのも大切だとか言いながら、こんどは建築士夫が捜索にでました。
 
 
怖かったり不安だったりする猫は、とにかく安心できる場所に行きたいはず。
囲まれてるところ、なにかの影になっているところ、高所恐怖症のチャビには考えにくいんですが高くて目が届きにくいところ。
 
 
パントリーの中・・いない
 
冷蔵庫の上、裏・・・いない
 
テレビ台の中・・・いない
 
段ボールの影・・・いない
 
クローゼットの洋服の影・・・いない
 
 
夫の寝室・・・
いたー!
 
 
カウンターテーブルの下、プロジェクターの空き箱の裏側で、丸くなってこっちを見ていました。
 
「いたよー!」との声を聞いて、転がり落ちる勢いで2階から降りてきた妻。
じっと固まっているチャビの姿を見て、そのまま号泣してしまいました。
 
 
 
 
よく「犬は人につく、猫は家につく」と言いますが、より正確にいうと「猫は、安全で安心できる場所につく」のだと思います。
 
猫にとっての新居は、慣れてもいないし、人の出入りは多いし、とても不安で危険な場所のはず。
チャビはとても臆病な猫なので、普段なら脱走することはまず考えられませんが、引っ越し直後のこの時期、不安のあまり逃走してしまうのでは?と、心配になってしまったのでした。
 
無事に見つかって本当に良かったです笑い泣きニコニコ
チャビを発見したあとは、あえてかまったりせず、しばらくそのままそっとしておきました。
 
すると夜になって、自分から2階のリビングに上がってきて、私たちの足に体をスリンスリンと擦り付けながら「撫でてー」と甘えてくれたのでした。
 

チャビがこの家に完全に慣れるには、もう少し時間がかかるかもしれませんが、ここまで来ればひと安心ですね。
 
いやー、外に逃げてなくて本当に良かった。
ホッとしました。
 
 

設計段階の間取り紹介は→こちら 

「木完時内覧会」は→こちら

 

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