夫はいままでベッドで寝てきましたが、実は、暑い時期に畳のひんやりした感触を楽しみながら横になるのが大好きです。
設計を始めたとき、ちょうど友人にお茶を習っていたりして、自分の部屋に畳が欲しいなあと思ってもいました(その後その友人に詐欺られそうになってお茶の稽古は頓挫しています。またチャンスがあれば再開したいと思ってます)。

そんな事情で、新居ではベッドは使わず、小上がりを設けて、そこに布団を敷いて寝ることにしました。

その小上がりがこちら↓


まだ畳か載ってませんが、この板敷の上に畳を敷く予定です。

小上がりの立ち上がり部分には、ねこ通路に使った「シナ共芯合板」を使っています。
写真がうまく撮れなかったー笑い泣き

ミルフィーユ状に積み重なったラミナがとても綺麗に見える合板です。
壁際には、ふつう「畳寄せ」という小さな見切り材を入れますが、今回はシナ共芯合板が畳寄せの部分もぐるっと一周する設えにしました。
なかなか可愛らしいですよ。小上がりを考えている方には是非オススメです。

さて、小上がりの敷板ですが、すべて外すことができるようになっています(まだ手掛けがありませんが、そのうち大工さんが穴を開けてくれるはず)。



中を覗くと・・・


こう!
鋼製束が支えている骨組みの下端まで、70センチ近くあります。
ちょうどダイニングテーブルの下に潜り込んでいるような高さですが、骨組みがないところは深さが80センチ近くになるので、もう少し余裕があるかな?

床はシートで養生されていますが、断熱材の上にシナ合板を敷いていただいてあります。


こういうところで断熱をさぼると、荷物をいれたとき、押入れの奥と同じように結露するおそれがあるので、万全を期しました。

実はいまのところ、小上がり下の空間は、ほかの床下空間と繋がったままになっています。


収納として考えても、将来の床下のメンテナンスのことを考えても、このまま床下が繋がっている方が何かと便利なのですが・・・うちには猫がいるんですよねー

万が一猫が床下に入り込んでしまったら、探したり捕まえたりするのに大変な苦労を強いられそうです。
特に子猫が入り込んでしまったら・・・ちょっと想像もしたくないなあ、と。大工さんにお願いして塞いでいただくことにしています。

 

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