間取りはほぼ確定し、内装・外装で使う材料や、住宅設備について考え始めた建築士夫婦。
ある日、図面を見ていた夫が、素っ頓狂な声をあげて、妻に話しかけました。
夫「ねねねねえ、妻。
・・・つ、妻は、家相とか風水とか、気にしないよね?」
妻「うん。あんまり気にならない」
夫「じゃじゃじゃじゃあ、お風呂が鬼門で玄関が裏鬼門でも気にしないね!!!!!?」
妻「それはさすがにヤダ」
ご存じない方のために一応ご説明しておくと、建物の中心からみて、北東方向が「鬼門」で、反対側の南西方向が「裏鬼門」と言われています。
鬼門や裏鬼門の方角に玄関や水回り、窓などを設けないほうがいい、という家相見の方が多いように思います。
思います、と書いたのは、私たち、家相見の方に辟易した経験はあっても、自分たちで家相の研究をしたことはないから。研究っつったってあんなもん所詮は占いの類だし、研究もくそもない・・・おっと誰か来たようだ。
お施主さんが家相を気にするのであれば、勝手に家相見の方に相談すればいいとは思っていますが、あの人たち、人が一生懸命考えて作ったプランにケチをつけて、お施主さんを不安にして金を巻き上げてるだけ(としか私たちには思えない)。 ・・・おっとこんな時間に誰か来たようだ。
幸せも不幸も自分たちの力で手に入れてこそ!
家の間取りや形のおかげで幸せになれるわけでも不幸になるわけでもない!
家相なんてくそくらえー ・・・おっとまた誰か来たようだ
とはいえ、さすがにこの状況はちょっと・・・
方位を見る起点となる、家の中心のとり方など、家相にはいろいろな見方があって、それがまた家相見をのさばらせる要因、複雑なのですが、残念ながら我が家のプランはこの上なくシンプルな四角形です。
これ以上パーフェクトに鬼門・裏鬼門にあたっている例というのも珍しいのではないか?と思える出来栄えw。
気が付かなければどうということはなかった話なんですが、残念ながら夫は気が付いちゃいましたし、妻も気になると言い出してますし、何かしらのプラン変更は必要な状況、になってしまいました。
以下次号