【利尻・礼文】夢のような旅だった 遠い北の国の 僕は旅の喜びと 旅のつらさを知った | 【シンクロニシティ】出会い、めぐり合い、人生は素晴らしい!

【シンクロニシティ】出会い、めぐり合い、人生は素晴らしい!

「よっちゃん」です。
人生は不思議です。
「シンクロニシティ」の世界です。
偶然は無いです。
人生、出会いで変わります。
新しい出会いを探しませんか?

日本の有人の島で、
最北端に位置する、
「利尻島」「礼文島」に行ってきました。

10年ほど前からの憧れの島で、
夢がひとつ実現しました。

梅雨の無い北海道ですが、
今年は天候が不順で、
滞在中は、函館の地震や、
雨などに見舞われましたが、
行く先々では、天気は晴れ!

夢の実現に花を添えました。

天候が悪いと、
フェリーの運航や、岬からの風景、
利尻富士の絶景も見られず、
再チャレンジが必要になりますからね。

稚内から礼文島へ2時間。
礼文島から利尻島まで45分。
そして利尻島から稚内まで1時間40分の船旅。

フェリーは満員でした。

思った以上に両島とも街でした。
北限の絶海の弧島のイメージでしたが、違いました。

再度、思い込みは怖い、
現地を踏まなければ、現地のことはわからないと実感しました。

日本の最北端は、宗谷岬らしいです。
若干、南に位置する、礼文島のスコトン岬。
「北限」と言うそうです。

この日は、風も穏やかで、晴天。
前日は、暴風で近づくのは禁止だったらしいです。


ウミネコ達は、
カレンダーを知らないのに、
8月13日になると、
いっせいに中国へ旅立つそうです。

本能とは不思議です。

礼文島には、信号機は2本しかないそうです。
それは、いずれも小学校の前。

本来は無用らしいですが、
子ども達が島を出て、本土に行っても大丈夫なように、
勉強のために、設置しているとのこと。

現実に見ることが大事なんですね。
ここでも、実感しました。

知らないと言うことは、怖いことだと。


これは、本土の宗谷本線、幌延駅を越えると、
大平原の向こうに、海を越えて見える利尻富士です。

絶景です。

標高1721m、堂々とした山です。

礼文島、利尻島にはクマなどの大型の野生動物はいないそうです。
ヘビもいない。

いるのは、イタチとネコとねずみ。

人間が持ち込まない限り、
動物の種は増えないそうです。

利尻富士の山中にもクマなどの怖い動物はいない。
不思議ですよね。

利尻島は、礼文島より気温が2度から3度高いそうです。
それは、北から吹く、冷たい風を礼文島がが盾となってさえぎり、
その影の利尻島の気温が高いそうです。

不思議ですよね。

いつも矢面に立って寒風に立ち向かう礼文くん。
いつも影で風をよけて、おいしいところだけ取ろうとする利尻くん。

人間界と同じですね。

なぜか礼文くんに惹かれます。

今週、あの豪華客船「飛鳥Ⅱ」が利尻島に来るそうです。
5万トンの「飛鳥Ⅱ」は、もちろん接岸できないので、
100人乗り位の船で、順に上陸するそうです。


最果ての島、
利尻島、礼文島。

島から出航するフェリーを見送る
青年達の歌声が心に響きました。

厳しい自然環境に中で生き抜く、
力強さと、暖かさを実感する旅でした。

短い夏を迎えようとしています。


旅の終わりに

夢のような旅だった 遠い北の国の
僕は旅の喜びと 旅のつらさを知った
北の国の少女たちと 過ごした夢のせつな
今日は君も他の町へ 僕も他の町へ
こんなつらい旅なんかもういやだ
旅を終わろう 汽車に乗ろう

人と人の出会いなんて いつも別れで終わる
僕は君のくれた夢を 明日も持ち続けよう
こんなつらい旅なんかもういやだ
旅を終わろう 汽車に乗ろう


島を愛する

山高くして 夢があり
山高くして 歌がある
ここ最果ての 利尻よ礼文
君をたずねて 姫沼悲し
我ら島を愛して 旅を行く

桃岩たどる 君の手に
エーデルワイス花開く
ここ最果ての 利尻よ礼文
花に口づけ峰ふりあおぎ
我ら島を愛して 唄う歌

岬に今日も鳥が鳴き
しぶきに嘆くトドの島
ここ最果ての 利尻よ礼文
何を語るか あの落葉松よ
我ら島を愛して 北を行く


また、訪れたいと思う。

人と人の出会いなんて 
いつも別れで終わる
僕は君のくれた夢を 
明日も持ち続けよう