アメリカメディアの反応 | ゆめたんのマイペース日記☆

アメリカメディアの反応

イランの気迫溢れる攻撃、そして守勢に回り続けると日本という一方的な内容となったこの一戦。米メディア『ESPN』は両チームのメンタルの違いなどをフォーカスしている。

 同メディアは「イランをアジアカップ準決勝に導いたのは、そのハートだ」と報じており、この試合の背景として「優勝候補と目されていたチームとの対戦は、ただでさえ困難であり、さらにスターストライカーのメフディ・タレミを出場停止で、DFのサデグ・モハラミとマジド・ホセイニーも負傷で欠くという状況だった」と説明。

 その上で「先制されて遅れをとったときでさえ、チーム・メッリ(イラン代表の愛称)は序盤の攻防ですでに十分な粘りと努力を見せており、先に失点したにもかかわらず、意気消沈することはなかった」と振り返っている。また試合終盤についても、「試合が90分を過ぎた時点で、イランは延長戦を目指すのではなく、まだ勝機を見つけようとしていた」として、後半終了間際まで勝ち越し点を狙っていたと指摘。

 そしてトピックでは「ホイッスルが鳴ると感情が爆発し、最高潮に達して涙を流す人もいた」と試合終了直後のイランチームの歓喜の様子を記しており、日本には「不思議なことにサムライブルー陣営からは涙が見られず、ただ茫然として信じられないようだった」などの描写が行われている。

 イランはリカバリーの面でも日本より条件が悪かった中、海外メディアが強調するとおり、強い気持ちで勝利を掴みとった。勝つことへの意気込みが日本を凌駕し、そして最後まで途切れることはなかった。