石川県立図書館はすごい! | 三四郎の鞄

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金沢在住。
身のまわりにあったことをつうじて、金沢の今を紹介していきます。


  

図書館に行って来た。
いつも行っている金沢市立玉川図書館ではなく、石川県立図書館に。
 
石川県立図書館はおととしの7月に、現在地に移転した。
凄いとは聞いており、一度行ってみたかったが、郊外にあり家から行くチャンスはなかなかなかった。
 
今日は思い切って行って来た。
行った甲斐があった。
なんだか凄すぎて圧倒されるような感じがした。
 
館内の写真をご覧いただければ、納得していただけると思う。

 
 

 
 

 
 

ロンドンに行った時見た図書館を思い出した。
 
円筒状の中に本が並んでいるところはよく似ている。
しかし並んでいる本は、ロンドンは伝統的な重々しい感じがしたが、ここでは並んでいるのはすべて新品の本のように見えた。
 
中に入ってしばらくすると、すっと落ち着いた感じになってきた。
何カ所かの椅子に座ってみたが、どれも座り心地がよかった。
 
古いカードは使えないというので、新しいのをつくり何冊か借りてきた。
今までは書庫に入っていたような本が表に出てきており、探しやすい。
 
しかし、なんと凄いものを作ったのだろう。
金沢21世紀美術館もすごいが、それにも勝る建築である。
友人が金沢に旅行に来たら、迷わずここを見せるだろう。
金沢の新名所である。
 
 
それと、ここにはー
2015年に私費出版した私の本が郷土の出版コーナーに並んでいた。
途中で思い出して検索してみた。
江戸時代の奇談が単なる奇談ではなく、歴史の史料にその裏付けがあるということを述べたもの。
実際に手にとって、書いていたころを思い出した。
あれからほぼ10年、月日の経つのは早い。
 
 
帰りは金沢駅に直行し、久々に駅の回る寿司へ。
年齢的にも寿司はいい。

 
 若葉して半歩踏み出す観世音  展乎
 
 幼子の遊ぶ異界や夜店の灯