キケロ『老境について』を読んだ。
同書によると、この本はー
老境は青年期のあらゆる歓楽にもまさる値打ちがある。世に老境が惨めなものであるとされる四つの理由ー
仕事を失うこと、体の機能の低下、意欲の衰え、死への接近
以上を一つ一つ検証し、稔りの時を満ち足りて過ごす心構えを説く。八十四歳のカトーが二人の若者を相手に開陳する形で述べられた、老いの重荷を楽々と背負う方法
「老いの重荷を楽々と背負う方法」か、いいなと思って読んだのだがー
実績のある、何か上から目線で語られており、ふつうの人には通用しない内容であった。
昭和24年ごろの訳であり、文章も大分時代がかっていた。
名著であるので、いろいろな読み方ができようが。
次に借りてきたのが、『源氏物語』上・中・下。
これはマンガである。
漫画を読むことはまったくないが、新聞広告を見て源氏なら読んでみようという気になった。
2度ほど物語の源氏を読もうと思ったが、まったく歯が立たなかった。
そんなこともあってこれを選んだのだが、最後まで読めるかどうかわからない。
絵面だけでもたどってみようかと思っているがー
今日もー
ひこばえや輪島朝市きつと立つ 迷亭
そしてー
小四のドリル手強しヒヤシンス