寂しい金沢 | 三四郎の鞄

三四郎の鞄

金沢在住。
身のまわりにあったことをつうじて、金沢の今を紹介していきます。


  

元旦まであれほど賑わっていた金沢。
コロナからすっかり立ち直っていたのにー
 
金沢の飲食店は火が消えたようだという。
能登半島地震の影響で観光客の足がぴたりと止まったからである。
 
金沢は地震の影響はありません、自治体はこんな発信をしているのだがー
 
金沢駅東口、東口は現在の金沢の大手門ともいうべきところ。

 
金沢駅西口。
金沢の新しい玄関口である。
日銀の金沢支店やNHK金沢放送局もこちら側に移転した。
プラウドシティー金沢も建設中だ。
 
東口の鼓門。
がらんとしている。
 
 
真ん中位見えるのが日航ホテル。
 
能登の被災地、孤立集落は解消したというが、全体にまだまだである。
輪島や珠洲の町がどのような形になっていくのか、まったく見えない。
また金沢に隣接する内灘町の河北潟に面したところも、液状化現象で大変。
能登以外にも大きな被害が出ている。
 
金沢に住む高齢者として、今できるのは募金だけ。
ささやかだが力になりたい。
 
 
北陸新幹線の敦賀延伸(金沢-敦賀間)は3月16日。
こちらの方は、かすんでしまっている。
2月4日は立春。
春の句を作り始めた。
 
 つばめ来る新幹線は敦賀まで  迷亭
 
延伸のころには、暖かくなって大幅に回復していることを祈る。
 
 
村上春樹『騎士団長殺し』を読み終えた。
第1部はとても面白かったが、1部の終わりころから2部を通してそうではなくなった。
最後まで物足りなかった。
ハッピーエンドに進んでいって、ハッピーエンドで終わったことが、個人的に面白くなかった。