金沢の魅力 浅野川沿いの散策 | 三四郎の鞄

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金沢在住。
身のまわりにあったことをつうじて、金沢の今を紹介していきます。


  

 

 天気が良かったので、自宅付近の中島大橋から浅野川沿いをさかのぼって浅野川大橋・梅の橋まで歩いてみました。ゆっくり歩いて約30分と手ごろな距離でした。

 

この行程の一番下流の中島大橋は現在架け替え中で、このブログでウオッチ中、何回か書きました。

ここから上流を望むと昌永橋があり、その後ろの山は卯辰山。浅野川の左岸付近がひがし茶屋街です。

 

 

 

昌永橋、1車線しかありません。

 

 

昌永橋からみた上流の風景です。川は緩やかに曲がっています。思ったより、川がうねって流れているのがわかりました。

 

 

 

つぎが彦三大通りにかかる、彦三大橋で橋のたもとには古道具屋があります。

 

 

 

小橋付近です。江戸時代には金沢城下と郊外を結ぶ浅野川の橋は、大橋とこの小橋の二つだけ、重要な橋だったのです。

小橋には堰があり、その上流は淀んで川幅が広くなっています。

 

 

 

 

その上流には中の橋の木橋があります。上流には大橋が見え、向かって右側には川に沿って、金沢の三つの茶屋街のひとつである主計町があります。

 

 

 

玄関には縁起物の飾りがかかっていました。

 

 

 

  

予約がなかなか取れない料理店もあります。

 

 

 

五木寛之の小説にも出てくる、なべ料理の太郎。夏場は営業しておらず、常連さんには、秋になると今年も営業を始めましたというはがきが届いたものです。

 

 

 

  

人力車が走っていました。

 

 

 

下流側からみた浅野川大橋です。堂々として、しかも洒落た橋で、私のお気に入りです。

 

 

 

大橋から上流を見ると木橋である梅の橋が架かっています。ここはサスペンスのロケ地として知られており「百万石金沢殺人事件」といったドラマには、必ず登場します。

 

 

 

 

 

大橋を渡ったあたり。右手に曲がるとひがし茶屋街です。

今日はパスしました。しら井の昆布屋はこのあたり、ブロブで何回も紹介しました。

 

 

 

この橋の上流のアーチ型橋は天神橋。北島三郎の「加賀の女」に出てくる、あの橋です。

 

 

 

今日はこのあたりまでにしました。大橋の城下側の三差路は橋場町。人の出入りを監視する門があったところで、城下と郊外の商品の交流の場で賑わったところです。

 

 

 

帰りは橋場町から泉鏡花記念館のある下新町、袋町、武蔵が辻、安江町と町中を通って帰りました。

行きは30分強でしたが、帰りは30分弱の行程でした。

 

 

写真を見ると、浅野川沿いの今日のコースはインスタ映えする風景が随所にみられるところのようです。

道中には省略しましたが、金沢町家が並ぶ古い金沢の町並みも見ることができます。

注意深く町歩きをすると、いろいろなものを発見できるコースです。