何度聴いても

美しい

初めてフルで聴いて

すぐに購入したよ

『紫の夜を越えて』

イントロのギターのトレモロだけで

「!」って感じ

美しいギターの音色

夜の雨に光が交差する

タクシーの後部座席という

映像の設定も新鮮

雨の夜 タクシーの後部座席にひとり

何を思うのだろうか…

聴き手に想像させてくれるストーリー

スピッツらしくていい

すごくスピッツらしい

少し切ない感じから

加速してゆく音の感じ

紫の夜

おとなの気配

スピッツらしいのだけれど

少しだけ…大人のスピッツ

まどろみもあるし

水晶玉に映るファンタジーな世界もある

雨粒や光の粒が切なく美しい

マサムネの声は

のびやかで やさしい

そして

一段ギアを上げキーが上がる

わずかなCメロにMAX感激!

紫って美しいな

色彩だけじゃなく

紫色の世界観を深く感じたよ

良い意味で おとな

スピッツを聴いて

初めてかもしれない

「おとな」が美しいなんてこと

「おとな」はネガなイメージだったけど

新鮮だよ

とても美しい!

心の おとな


紫の夜を越えていこう

捨てた方がいいと言われた

メモリーズ強く抱きしめて



配信で購入するのは今回が初めて

自分は CDかDVDで手元に置きたい派

前作「猫ちぐら」も購入しなかった

もちろんスピッツの曲に

嫌いな曲などない!

でも

好みの傾向はあるよ

「切ない系」と「不思議系」と
「パワフルロック系」と「疾走感系」と
「可愛い不気味系」

などが特に好き

「優しい系」も好きだけど

優しいは 少しでいい

優しいに 切ない系と 宇宙系が入り

疾走感と躍動感も入り

Cメロが少しでもあると 更に嬉しい!


それが

「紫の夜を越えて」だった

バンザイ!

ステキな新曲を ありがとうスピッツ!





作詞・作曲/草野マサムネ
一部歌詞抜粋


紫の夜を越えて


君が話してた美しい惑星は

この頃僕もイメージできるのさ本当にあるのかも


いつも寂しがり時に消えたがり

画面の向こうの快楽匂いのない正義その先に


紫の夜を越えていこういくつもの光の粒

僕らも小さなひとつずつ


なぐさめで崩れるほどのギリギリをくぐり抜けて

一緒にいて欲しいありがちで特別な夜


溶けた望みとか敗けの記憶とか

傷は消せないが続いていくなら起き上がり


紫の夜を越えていこう捨てた方がいいと言われた

メモリーズ強く抱きしめて


従わず得られるならば砂の風に逆らい

再び生まれたいありがちで特別な夜


袖をはばたかせあの惑星に届け




……



「あの惑星」が


地球になったらいいな


心の美しい惑星人


争いのない


美しい地球で在って欲しい