一人の人間の生命には、当然限りがある。
地球に生命が誕生して以来、連綿として生命は受け継がれ、未来に向かって現在がある。
その現在を私達は今、生きて次の世代へと受け継がせていく真っ最中なのだ。
そう考えると時間そのものが人生をつくっていて、何をやっているかに「因」があり、「縁」をつくり、今やっている事がいずれ「果」を出す。
一日の時間割をし、時間効率を考えることは大事なことではある。
しかし、時の流れに乗っている以上、そのやっていることが適切かどうかを見極め、時流に乗り続けることはもっと大事である。
変化しなければ、生きられなくなる。
それにタイミングを合わせられるかが、運命を分かつとも言える。
人生の決断は、個人も集団も常に課せられている。
生きることは「時間」そのものの中にあると、改めて思えた。