かつて私は、『自分の本心に出会える五行記』と題して、鉱脈社より本を出版した(平成16年)。
きっかけになったのは、ストレスや過労から、不覚にも帯状疱疹になったことだ。その時、自分は健康づくりの仕事をしていながらどうしたことかと、自分の中にある原因を探した。
これまで生まれ育っていく中で、自分という存在を自覚した時からの自分の本当の気持ち、本音の自分を20歳位まで書いて行くうちに、はっと気付いた。あの時、この時そうしたくない、本当の自分はこうしたかったのに、自分を抑え人の言葉に従い、不本意に受け入れてしまった。本当の自分ではない自分を演じて、生きていたと気付いた。それなら本当の自分は、どこにいるの
一体、私は誰なの
誰を演じて生きているの
その本音の自分と、そう見せようとする自分とのギャップが迷いを生み、自律神経の不調和を起こし、病を引き込んだのだ。原因を、そう結論づけた時、本当の自分を粗末に生きてきた事を猛烈に反省した。うれしいのと自分に対して済まなかった思いが募り、号泣した。
以来、本当の自分を生きて行くことを決心した。人ではない、自分自身を生きる自分になった。なりたかった。これから本当の自分を生きて行こうその時うれしくて、自分の本心を書いた。それを五行記と名付けた。
<処女作>
永遠に
今のままが続くということは何もない
今生きている自分が続くというだけのこと
何をしたいの
どうしたいの
初めて自分が、地に足を付けた様に思えた。
本音の自分とそうではない自分とのギャップで悩んだり、健康を害したりしている人をカウンセリングしていて思う。不安・恐怖・寂しさ・憎しみ・嫉妬・罪悪感を超越し、夢をつくり、新しい人生へとスタートできるのが五行記である。また五行記を書くと、自分の本心が見えることによって、周りの人まで本当の自分に目覚めさせる結果となり、双方の問題・解決に、とてつもなく役立っている。
それ故、本の装丁には万国旗をあしらった。私は経験から、世界に誇れるものだと自負している。何故なら、自分から本心を出せば、相手も本心を出してくれるから、問題解決しやすいと思うのだ。各種メディアでも取り上げられた。
本音で共に、命ある限り幸せに生きたい。
夢追い人幸せ伝道士 今日の想い。