入江通子は、午後5時を過ぎたところで、ノースリーブのドレスに着替えて、3人が待つカフェに姿を見せたのでした。
通子さん!
この男の人 見たことある?
通子が、座るやいきなり、恭子が、単刀直入に、質問したのでした。
(恭子さんは、この人が、いったい、どうしたって、いうのかしら?)
えっ!
通子は、怪訝そうに答えたのでした。
会社の方なのね⁉️
恭子は、予想が当たったとばかり、念を押すように言ったのでした。
はぃ!
この人 わたしの会社の • •
どうかされたんですか?
通子は、怪訝そうに、真顔で聞き返したのでした。
鰻屋さんで
イケメンさんを見つけたので 付いてきたら
このビルに入ったの • •
恭子が、曖昧な言い訳をしたのでした。
それで 直子が ツウちゃんの会社の近くじゃないかって • •
嵐山文恵が、止めを刺すように、嘘でその場をつくろったのでした。
3人は、通子が来ると、結局、コーヒーを一杯飲んだだけで、カフェを出たのでした。
通子は、人と会う約束があるからと言って、ローラアシュレイをなびかせて、雑踏の中に消えたのでした。
陽が伸びて、銀座の空には、まだ明るさが残っていたのでした。
☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
元山直属の、元《特殊部隊》の才媛たちが、会長秘書の花村弥生と共に、鹿野山会長から、鰻で有名な《銀座本店》でご馳走になったのでした。
才媛たちの、久し振りに気を緩めた、怪気炎に負けたた鹿野山は、銀座8丁目の行きつけのクラブに、連れて行った上に、勢いに乗って、さらに、日比谷公園を見渡せるホテルのラウンジへ引き連れて行ったのでした。
ε=ε=ε=ε=ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘
その日、同じホテルで、たまたま、目撃したワンシーンが、騒ぎの元になるとは、偶然とは、重なる時は不思議なくらい重なるものだと、恭子は、過去の自分に置き換えて追想していたのでした。
(つづく)
