ナナ
は、平河町の事務所へ、政策費として使った【 領収書 】を、届けに行くことが時々ありました。
は、平河町の事務所へ、政策費として使った【 領収書 】を、届けに行くことが時々ありました。ナナ
が、大学の2年の夏休みで、議員会館でバイトしていた時、事務所へ【 領収書 】の束を届けに行くと、真面目そうに見える青年
が、待っていました。
が、大学の2年の夏休みで、議員会館でバイトしていた時、事務所へ【 領収書 】の束を届けに行くと、真面目そうに見える青年
が、待っていました。『きょうは、
猛暑で大変でしたね・・
』
』『いいえ、たまに、
知らないお方と
お話するのも楽しいですから
』
』『この書類を東山先生の
事務所へ届けて来ますので、
ここで、
待っていてくれますか?
』
』青年
が、爽やかな笑顔で、
が、爽やかな笑顔で、ナナ
に向かって言いました。
に向かって言いました。議員会館で見かける、
ギラギラした、
嫌らしい目付きで見る、
議員先生方とは、
あまりに落差のある、
青年
の清々しい応対に、
の清々しい応対に、思わず胸を
『キュ~ン
』
』 とさせたナナ
でした。
でした。プライベートな話を
してみたくなった、
ナナ
は、
は、なんとなく、
胸をときめかせて、
青年
が戻るのを
が戻るのを待つのでした。
青年
は、間もなく、
は、間もなく、両手にコーヒーカップと
紙袋を抱えて、戻って来ました。
『手塚さん
も、
も、 こちらへどうぞ・・
』
』青年
は、ナナ
を、
は、ナナ
を、国会議事堂が見える
部屋へ案内すると、
センターテーブルに、
コーヒーカップと
サンドイッチを並べながら、
『手塚さん
、
、 そこにお座りください
』
』来客の対応に、
手馴れたような青年
に、
に、ナナ
は、シビレ
ました。
は、シビレ
ました。 『あの~~
ちょっと
お聴きしてもいいですか~
』
』ナナ
は、
は、 青年に向かって尋ねました。
『はい・・
何でしょうか?
』
』 『あの~~~s

お名前をお聞きしても
よろしいでしょうか
』
』ナナ
のあどけなさに、
のあどけなさに、青年
は、笑顔で立ち上がると、
は、笑顔で立ち上がると、別室に消えました。
そして、
持参した名刺を、
ナナ
目の前のテーブルに
目の前のテーブルに差し出しました。
『一応、そういうことに
なっていますが、
要するに、
“ 電話番 ” をしているだけで、
試験勉強をさせて貰ってる
方が多いです
』
』 『試験勉強って、
なんの試験なんですか
』
』 『公認会計士の資格試験です
』
』屈託のない笑顔で、
健康的な歯を見せて応える
青年
の人柄に、
の人柄に、引きずり込まれていく
自分を信じられない、
ナナ
は、
は、戸惑いを感じながら、
続けて尋ねました。
『澤田さん
は、
は、 ここの事務所で
どんなお仕事を
されてるんですか?
』
』『いえ!
ぼくは、まだ、学生です・・
』
』『えっ



ど .. どこの大学ですか
』

』『 ・・・大学です
』
』『ウッソ~
わたしの
先輩なの~
』
先輩なの~
』ナナ
は、歓喜とも驚きともとれる
奇声を発して、
壁時計を見上げ、
慌てて立ち上がりました。
『先輩
、タイヘン・・
『先輩
、わたし
、
、タイヘン・・ わたし

早く戻らないと・・
』
』 『ナナ
さん・・
さん・・ 事務所に行ったら、
待たされましたって、
言い訳すれば
大丈夫ですよ!
』
』先輩
は、ナナ
に優しく、
は、ナナ
に優しく、アドバイスしてくれたのでした。
『ナナ
さん・・ こんど、
さん・・ こんど、 話の続きをしませんか?
』
』『先輩
、わたし
、 きょうの夜
空いてますけど~~・
』

』 『それじゃ、後で、
事務所へ電話かけますから、
待っていてくれますか?
』
』『先輩
、わたしの携帯に
、わたしの携帯に してもらっても
いいですか
』

』『もちろん❗️

nonーproblem ですよ!
』
』『ハイッ



nonーproblem
なんですよね
』

』ナナ
は、
は、携帯番号を
“ チャチャッ ” と
素早く、メモって、
笑顔で手渡すと、
胸のときめきを抑えながら、
永田町の事務所へと
走った
のでした。
のでした。(つづく)