午前8時。
夫が仕事へ向かうため病院を出て行った。
私は無痛分娩の予定だったので、その予定日しか夫は仕事の休みを入れていなかったのだ
「一度仕事へ行って、早く切り上げてお昼すぎには戻ってくるから!」
と、言い残して出て行った夫。
心細く思う私だが、その間にも陣痛は定期的にやってくる
20~30秒痛さが続き、それが終わると今までのがウソのように何の痛みもない
それの繰り返しだった。
今はまだ陣痛の間隔は10分程度。
痛みも「アイタタタ!」という感じでまだ余裕があった。
(この時は充分痛くて辛かったけど、後の痛みを思えば余裕もあって序の口といったところ…(^_^;)
しかし、陣痛とは新種の痛み。
人によって感じ方や痛みの種類は違うようで、「生理痛の重いヤツ」とか「お腹を壊した時のもっと酷いの」なんていう表現を出産経験者に聞いてはいたけど、私にとっては完全に新種の痛みだった。
切り傷でも打撲でも、普通の腹痛のような痛みでもなく、今までに感じた事のない種類の痛み。
陣痛は骨盤が開く痛みらしいけど、まさに下腹部の中心の辺りで、ミシミシっと骨が開いていくような強い鈍痛だった。
そして痛みは徐々に増していく。
明らかに口数の減った私を見た助産師さんが子宮口の開き具合を見る。
「5センチですね。いいですよ、順調ですよ」
と助産師さん。
痛みの波が来る度に無言で耐えていた私だったけど、
はっ!?まだ5センチ!?( ; ゚Д゚)
確か10センチくらいまで開くはずだよね!?
まだ半分!?
それなのにもうこんなに痛いのか!Σ(゚Д゚;)
勘弁してよ!!!
と心の中ではそう叫んでいたのだった。。。
この時午後12時。
そしてここから事態はどんどん壮絶になっていく。。(苦笑)