ヘンデル作曲 オルガン協奏曲第六番変ロ長調

 

 

 

この曲はハープ協奏曲としての方が親しまれているかもしれません。

おそらくオルガン協奏曲集の中からハープ協奏曲に転用したものかと思われます。

 

パイプオルガンにもバロック期の教会の規模に合わせて小さなものから巨大なものまで様々なサイズのものがありますが、この曲は小さなオルガンのために書かれあようです。

 

 

 

 

元来パイプオルガンはキリスト教会の楽器として建物と一体化しているものでした。

人の指程度の小さなものから大木のような大きなものまで、それは笛の一種です。

裏では笛に空気を送るためのふいごを動かすために、教会の従者や合唱隊の少年が

ふいごにつながれている縄に飛びついては引っ張る動作を繰り返したそうです。

シーソーの原理でしょうか。

今でも古い教会のオルガンはそのように音を出しているようです。

 

それに対して現代のコンサートオルガンは電気仕掛けのモーターで送風機を動かしています。

さらに演奏台は必ずしも楽器と一体化しておらず、電子信号を本体に送るための

操作台はステージ中央に置かれることもあります。

 

そのようなスタイルによる現代的な協奏曲をお聴き下さいませ。

現代とは言っても既に100年前の曲ですけれども。

 

 

プーランク作曲 オルガン協奏曲

 

 

 

 

*申し訳ありませんけれど、今回、作曲者、演奏者のプロフィール等紹介は割愛させて頂きます。

 

なお定期更新を旨とする本コーナーですが、ブログ主多忙のため、前回から予告なしに間が開いたことをお詫び申し上げますm(u,u)m