当時の押尾さんはアルバム「So HAPPY」を発売した頃で、まだまだ一般的には知られていない状態でした。(特に関東圏でしたので・・・)

CDの曲目を見ていて気になったのが「木星」「見上げてごらん夜の星を」といったカバー曲でした。でも、近所のレンタルショップにはまだ置いていなかったので、大きなCDやさんの試聴器でひたすら聞いていました。(ホルストの惑星は「富田勲」さんの頃から耳にしてましたので・・・)

押尾さんの曲を始めて聞いた人はだいたい同じ感想をもたれると思いますが

・ 絶対一人では弾いてないんじゃないか
・ ギター以外の楽器の音が聞こえるぞ
・ 何回重ね録りすればこんな音になるんだろう

 という感じで頭が???になりました。

 とにかくCDを手に入れ、楽譜も出版されていることを知り、So HAPPY にどっぷりとはまりはじめました。楽譜は購入したものの、タッピングハーモニクス、ネイルアタックなどのテクニックはまったくわからず、TAB譜どおりにおさえて弾く、というだけに的をしぼって練習しました。Dear、桜咲くころ、など私のレベルにあった曲が載っていたのもラッキーでした。

 ということで、私の最初の押尾さん完成曲はDearでした。初心者の方で、初めて押尾さんの挑戦しよう、という方はこのアルバムから入るのがお勧めです。(「翼」は5年やってますが、まだ間奏のタッピングハーモニクスの早いところができません・・・)

 つづく