日本テレビ
丸美屋食品ミュージカル
アニー
チーム・バケツ
【公演日】
2022年4月23日(土)
【開演時間】
12時30分
【劇場】
新国立劇場 中劇場
最寄駅:京王新線 初台駅
【上演時間】
約1時間35分
(休憩なし)
※終演 14時14分
【チケット】
2階 センター
8,700円
【観劇回数】
作品 22回目
劇場 34回目
【評価】
S
【スタオベ】
級
【いちばん良かったキャスト】
深澤七子さん
ペパー
【物販】
プログラム 2,000円
CD 2,000円
【メモ】
初日
涙腺崩壊
分散退場あり
・2021年の『アニー』は、初日と2日目で1チームずつチケットを予約していたら、まさかの初日のみ開催で、2日目から公演中止という想定しきれなかった事態になってしまったので、それを教訓として、今年は初日マチソワで2組観劇
・昨年より上演時間が少し長くなっているが、2幕冒頭のラジオ番組「スマイル・アワー」生放送収録シーンが復活している
・ストーリーの本流に影響のない台詞はカットしたり、またその逆もあり、ミュージカルだけどベースの演劇部分を重視しているように感じた。これは、昨年末のクリスマスコンサートから流れを受け継いでいるような
・音量バランスが素晴らしく、オーケストラの演奏音量が控えめになり、台詞・歌詞が聞きやすくなって脚本が伝わりやすくなり、演劇のエッセンスが増している小さな子供客が例年以上に作品に引き込まれて集中しているように感じた
・全体的に子供キャストも大人キャストも台詞だけでなく歌詞がというより、どちらかというと歌詞をかなり稽古してきたようで、歌詞も台詞も初日なのに、かなり聞きやすい状態に仕上がっている
・大人キャストの今回から追加された新しい台詞は客席の反応を見ながら感が出ていたが、客席も変更がここまであるというのを知らなかったため、それを頭の中で比較するので新作を観ているような空気感だった。
・深澤七子さん、初めて観たような舞台慣れしていて、初日から余裕がある状態
台詞も歌詞も聞きやすく、教えられた動きではなく、演技スキルが高いのか自然にナチュラルに動けている
黒川明美さんとのバケツがぶつかってしまった時も、瞬時に頭に手が行っていて、演技を壊さずに自然の反応でカバーしてプラスに持っていっていた
これは大人キャストでもなかなかできない。1人上手い子がいると、他の役の子が引っ張られてパフォーマンスが上がる効果に期待
『ファミリア!』観ておけば良かった
・山崎杏さん、初観劇声に幼さが出ていて、これまでに観たアニー役ではいなかった新しいキャラクターになっている
いわゆるレッスンで鍛え上げられてきた感がなく、ナチュラルさが非常に役に噛み合っている
台詞も歌詞もバランスが良く、初日からの若干の緊張はあったかもしれないが、かなり高い仕上がりになっている
表現が難しいが、守ってあげたくなるようなアニー(孤児)
一般的というか、過去からの積み上げでイメージされる役(アニー)を求めず、個性を活かしたのが良かったと思われる
初台駅に『小さな貴婦人』ポスター掲示
完成度保証付の2人がキャスティング
写真右 柴田紗羽さん(グレイス役)
写真左 梁世姫さん(ギルダ役)
ターゲット(客層)にピッタリな『アニー』の上演タイミングに合わせての広告掲載中劇場内のチラシラック(貸公演用)にフライヤーが置いてなかったが、入場してトイレに行くラインに沿った位置にあるので、そちらに置ければ宣伝効果高いはず。というか、新国立劇場の演劇部門の関係者はチケット買って観た方がいいような。この児童劇団の完成度の高さ、台詞の大事さなど非常に参考になるはず。