新国立劇場オペラパレス 座席 見え方 比較 (2024年8月) | ぜんぜんの劇団四季観劇記録

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2010年12月3日『劇団四季』初観劇
2012年8月「特に良かったキャスト」記録開始
2018年1月「評価」記録開始
【台詞(歌詞)4割:演技3割:歌orダンス3割】
⭐︎台詞(歌詞)がいちばん大事⭐︎

2018年5月3日『新国立劇場バレエ団』初観劇

新国立劇場オペラパレス 座席 見え方 比較
2022年1月16日 掲載
2024年8月30日 更新




バレエを観劇する場合、センターブロック各列を比較してみました。

※オペラは観ないので、オペラを観劇する場合の歌声の聴こえ方の違いがわかりません。バレエの場合の比較です。

※観劇回数を重ねる度に精査して、更新します。


リンク(公式サイト)
新国立劇場オペラパレス 座席表


・縦横高さとも大きい劇場で、距離や角度など座席のバリエーションが豊富です。1階1列センターブロックがいちばん人気で、2024年開始の年間リザーブ(バレエ・プレミアムリザーブ)の対象席になったので、さらに最前列チケットの入手が困難になりました。その次の「クラブ・ジ・アトレ ゴールド会員先行 アドバンストリザーブ」であれば、自力で予約できる可能性があります。


【距離】

舞台との距離感

キャストの表情の見やすさ


【角度】
キャスト全体の見やすさ


【視界】

前列との段差の大きさ

手摺りによる視界への影響

前列のお客による視界への影響のリスク

(高身長・前に乗り出し・多動など)



・【距離】【角度】【視界】のどれを優先するか、さらにチケット価格と予算とで、座席位置の好み(狙い)が、変わるかと思います。

・1階1列が舞台に近くいちばん人気ですが、全体を観るのには向いていない席です。全体を観る席で高評価なのが2階1列ですが、こちらは距離がちょっと遠いです。1階16列は前に通路があり視界良好でオススメの席です。1階10列〜15列がバランスの良い席で、チケットが比較的取りやすいと思われます。




《1階 1列》

 距離A 角度D 視界A

※チケット予約困難


《1階 2〜3列

 距離A 角度D 視界D


《1階 4列〜9列》

 距離B 角度D 視界C


《1階  10列〜15列》

 距離C 角度C 視界C

※15列の後ろに通路あり


《1階 16列》

 距離D 角度B 視界A

※16列の前に通路と前壁あり

※前壁と座席の間は他の列より少し狭い


《1階 17列〜18列》

 距離D 角度B 視界C


《1階 19列〜22列》

 距離E 角度B 視界C

※22列の後ろに通路あり

※22列の後ろに遅刻客が立ち見の場合あり

※22列(終演後)出口にいちばん近い



《2階 1列

 距離E 角度A 視界A


《2階 2列〜5列》

 距離E 角度A 視界B

※5列の後ろに通路あり

※5列の後ろに遅刻客が立ち見の場合あり



《3階 1列》

 距離F 角度B 視界B

前壁の圧迫感あり


《3階 2列〜4列》

 距離F 角度B 視界C

※4列の後ろに通路あり



《4階 1列》

 距離G 角度D 視界E

※前壁の圧迫感、手摺りの影響あり


《4階 2列》

 距離G 角度D 視界E


《4階 3列》

 距離G 角度D 視界D

※3列は前列との段差が少し大きい

※バーに脚を乗せる形での観劇


《4階 4列》

 距離G 角度D 視界E

※バーに脚を乗せる形での観劇

※4列の後ろは壁



・壁側のバルコニー席(2〜4階L1列、R1列)はリピーター向けで、見切れ(舞台上で見えない部分)があります。座席が舞台に対して90度横向きなので、横を望み見る感じです。観劇回数が少ない方は、センターブロック(いわゆる正面の角度)で観るのをオススメします。また、バルコニー席は席位置によって見切れが大きいため、見切れ位置にダンサーが入ると前に乗り出す客が散見されます。その隣席だった場合や、L2列、R2列は視界に影響が大きくあります。劇場側は基本的にチェックも個別直接注意もしないため、リスクのある席になります。


・一般的なミュージカル劇場に慣れている方は、3階席までの距離感が限界で、4階席ではかなり遠く感じます。4階席は「見えない、見えにくい」と言ってスタッフにクレームつける客(安い席を予約しておいて文句を言う客)や、座席の前に乗り出す客(NG)が散見されるので、あまり良い観劇環境ではありません。前に乗り出されたら、その客の頭が舞台に被り視界を遮ぎられます。同じ体勢を取らないと見えなくなるという負の連鎖。4階席はチケット価格が安い設定になっていますが、予算がない場合を除いて、3階席までにしておいた方が無難です。



参考

【双眼鏡(オペラグラス)】

・「距離D以下」の場合、視力にもよりますが細かい表情を見るのは厳しいので、観劇用眼鏡か双眼鏡があった方が表情が見やすいです。双眼鏡は距離Dの場合、倍率8倍がバランス良いです。倍率3倍だとほとんど意味がないので、買う時は注意。重い機種を買うと腕が疲れるので、軽い機種がお勧め。双眼鏡(オペラグラス)は、横と後ろの人にできるだけ迷惑にならないように、特にちょっとでも前傾姿勢にならないように背中を座席の背もたれにピッタリくっつけて、肘を横に張らないように脇をしめて使用する。双眼鏡の上げ下げは、ゆっくり静かにしましょう。



参考

【指揮者/オーケストラ】

・指揮者の表情(横顔)やオーケストラの演奏も見ながら舞台を堪能したい場合は、2階バルコニーのL1列、L2列、R1列、R2列あたりしかありません。他の座席位置からは基本見えないので、演奏を聴くだけになります。指揮者を見ようとして、前に乗り出さないようにしましょう。


参考

【Z席】

・当日限定発売の4階Z席(1,650円)は、非常に厳しい見え方です。(特にバルコニー側のZ席(L1列、R1列、L2列、R2列あたり)はほとんど見えません。)Z席であれば、4階最後方の方が見切れが少なく、特に4階3列が少しだけ前列との段差が大きいので、Z席の中ではオススメです。Z席の座席位置は自動割当で選べないので、運の要素が高いです。

・個人的には、Z席で2回観るなら、D席で1回観るのをオススメします。


参考

【チケット発売順】

1.年間リザーブ(バレエ・プレミアムリザーブ)

 ・全公演1階1列または2列が確定。

 ・60万円を超える金額。超お金持ちの方向け。

 ・座席位置は選べない。

 ・1列だけならまだしも、2列の可能性が

 ・違法転売判明で全て無効になるとのこと。

 ・知人に定価以下で譲っても、もし...。

2.アドバンストリザーブ

 ・「クラブ・ジ・アトレ」ゴールド会員先行。

 ・年会費2万円超だが、コスパ優秀。

 ・土日ではなく平日発売でハードル高い。

 ・発売は1日のみ。

 ・電話は1〜2時間くらい、リダイヤル必須。

 ・ゴールド会員、新規入会停止中。

3.抽選発売

 ・「クラブ・ジ・アトレ」会員先行(抽選)。
 ・座席位置を選べない。
 ・チケット取るのを優先の方向け。
 ・利用したことないので、当選率は不明。
4.アトレ会員先行発売
 ・「クラブ・ジ・アトレ」会員先行。
 ・上記3までで売れ残っている席を発売。
 ・最前列はサイドなら残っているかも。
 ・座席位置を選べる
5.新国メンバーズ先行発売
 ・会費無料のメルマガ会員先行。
 ・上記4の翌日から発売。
6.一般発売
 ・上記5までで売れ残っている席を発売。